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【DEEP DREAM】北岡悟 「40歳になる人間が何を言っているんだと思いました」

Satoru Kitaoka【写真】淡々と言葉を続けた吉田に対し、北岡らしい発言が続いた(C)TAKUMI NAKAMURA

6日(木)東京都新宿区のDEEP東京事務所で「ファイティングロードpresents DEEP DREAM IMPACT2014~大晦日Special~」の対戦カード発表記者会見が行われ、DEEPライト級タイトルマッチ、王者・北岡悟VS挑戦者・吉田善行が発表された。

会見中は多くを語らなかった北岡だが、会見後の囲み取材ではケージでのタイトルマッチ、×吉田、大晦日に戦うことについて話し、この試合のテーマを「突き抜けること」と語った。

――ケージが自分の居場所だと感じた理由は何ですか。

「フィットしているというか。服を着て鏡を見て似合っているなと思うのと同じです。周りからもそう言われていますし。だから全く問題ないです。過信なんじゃないかなと思うくらい」

――色んな対戦相手をイメージしていたと思いますが、対戦相手が吉田選手に決まって、最初にどんなことを思いましたか。

「来年にといっていましたけど、次は吉田しかいないと予告されていたので、下の選手もろくに上がってきていないというか。しょうがないというか。不足があるとかじゃなくて、そういう部分でこの相手で文句あるの?っていうことです」

――対戦相手も決まり、あとは試合に向けて準備するだけになったと思います。開催発表会見と今現在、大晦日に戦うことへの想いは変わらないですか。

「僕は大晦日に一度も勝ったことがない人間ですけど(大晦日の)冠に近い役割をするというのは、僕自身の誉れではあるんです。けど、他のやつらは何やってんだよ?っていう気持ちはあります。くだらないことですけど、大晦日に勝っていないから勝ちたいとう意地はあるし。僕、DEEPでは負けなしなんですよ。色んな巡り合わせはあるけど、そういうジンクスみたいなものはくだらないものだと思うので、今は関係ないでしょって思っています」

――吉田選手の北岡選手に対する『試合で相手をもっとコントロールしていきたいのかなと思う』というコメントについてはいかがでしょうか。

「他人がどう見ているかはどうでもいいかなって感じです。ただ相手はおうちに帰って、先生に聞きますみたいなことを言っていて、40歳になる人間が何を言っているんだと思いましたけど。恥ずかしくねえのか、と。こういう場所で気の利いたこと言ってみろって感じです」

――この試合を突き抜ける第一歩にしたいという言葉がありました。この試合のテーマは『突き抜ける』ですか。

「はい。もし僕がずば抜けて強ければ、挫折せずに済んでいたかもしれないけど、僕はそこまで強くない。でも毎回勝負してきた誇りがあるんですよ。で、人のせいにしたり、周りのせいにしたり、国のせいにしたり、団体のせいにしたり、そういうのじゃなくて、上手くいかなったのは全部自分のせいだと思って、その上で勝負したいという気持ちがあります。それで今の自分には全然満足していないなって思いました。それはこの間の試合前に気づいたことです。試合前は是が非でも勝って大晦日のリングに立つと思っていましたし。言っても強い相手と戦えることは嬉しいんです。強い相手と戦えないと僕は突き抜け
られないと思うから。その上で日本人の中で海外と契約していなくて、僕の目の前に立てる相手では(吉田は)最高の相手だと思いますね。だから文句あるのか?と思います」

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