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【Pancrase262】辰巳豪人とミドル級国内トップ入りを掛けて、ボブがパンクラス初陣 「倒し合いになる」

Tatsumi vs Bob【写真】第7試合で戦う辰巳豪人とボブ・アームストロングだが、勝者は国内MMAミドル級のトップ集団入りすることは確かだ(C)MMAPLANET

2日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase262。愛知から加藤直之、ベテラン梅田恒介、Legend FC出場経験のある辰巳豪人がDEEP代表として出場し、3×3の対抗戦が組まれている。

ファイターはいってしまえば、全員が個人商店主。チャンピオンでもない限り、プロモーションの看板を背負う云々よりも、対抗戦という名目がつき注目度が上がった試合で勝利し、より上のステージを目指すことが大切になってくる──(対抗戦勝利者ボーナスなどが用意されているなら別だが)。そして、ファンにとって何よりも目新しいカードが生まれることを歓迎したい。そんなパンクラス×DEEP対抗戦、先鋒戦として行われるミドル級ボブ・アームストロング×辰巳戦は、決しての層の厚くない国内同級で、勝てば即トップ集団入りができるファイトという見方が成り立つ。

【写真】四つからのテイクダウンの強さに定評のある辰巳豪人(C)MMAPLANET

【写真】四つからのテイクダウンの強さに定評のある辰巳豪人(C)MMAPLANET

MMAデビュー戦がその後、Bellator世界ライトヘビー級王者となるクリスチャン・ムプンブ戦だった辰巳は、キャリア4戦目でLegend FCと契約するなど、早くから海外で戦績を積んできた。その後LFCが活動停止に追い込まれると、DEEPを主戦場に選んだが、2戦目のRYO戦で判定負け。今回の対抗戦は仕切り直しの一戦でもある。一方、ボブはパンクラス陣営ながら、この試合がパンクラス初参戦となる(※Bayside fightのアママッチは経験)ニュージーランド出身、愛知在住のファイターだ。

プロデビューとなったIGFの鈴川真一戦で壮絶な殴り合いを制し、引き続きGrandslamのYOSUKE戦、HEATの松田ホネルと3試合連続TKO勝ちを収めている。3試合の合計タイムは2分50秒と圧倒的な力を見せているボブにとって、辰巳はこれまでの対戦相手と違い、ただ殴り合いに巻き込んで勝てる相手ではない。柔道ベースの辰巳は、差してからのテイクダウン、トップコントロールに強みを発揮する。

岡見勇信、福田力、水野達也、長谷川賢という錚々たるメンバーとトレーニングを重ねており、打撃&組みともに強いプレッシャーの前に身を置くことには慣れている辰巳。一方、これまで荒いファイトで勝利してきたボブだが、彼もまた大道塾・空道のトップでもある加藤久輝というトレーニングパートナーがおり、ガムシャラファイトでない打撃もできるはず。何より、ここまで見せる機会のなかった組技も、今回は駆使する必要性も出てきそうだ。辰巳が相手だからこそ、ボブのポテンシャル、ディティールが掴めるファイトとなるだろう。

そんな注目の一戦に出場するボブ・アームストロングにこの試合に掛ける意気込みを聞いた。

【写真】ボブ・アームストロングのポテンシャルが確認できそうな辰巳戦、非常に楽しみだ(C)MMAPLANET

【写真】ボブ・アームストロングのポテンシャルが確認できそうな辰巳戦、非常に楽しみだ(C)MMAPLANET

──ボブ選手はなぜ、MMAファイターになろうと思ったのですか。

「肉体的にも精神的にも、この地球上でもっともチャレンジし甲斐のあるスポーツだと思ったからだよ。僕はチャレンジすることが大好きなんだ」

──ニュージーランドにいる時に、MMAを始めたのですか。

「ノー、MMAは日本で始めた。ニュージーランドでは5歳の時から、日本にやってきてMMAに転向するまでラグビーを続けていたんだ。日本には戦うために、5年前にやってきた。それだけが来日理由だよ。最初に見つけたジムがALIVEだった。凄くハードな練習だけど、ALIVEを想う気持ちは日に日に強くなったよ」

──ところでここまでプロ3試合、全てTKO勝ちです。

「楽勝だった。だから、もっと自分の限界に挑むような試合がしたい」

──オォ、なるほど。では、今度の試合はその思いが通じたファイトではないですか。

「タツミが僕と戦いたいと思ってくれてハッピーだよ。タツミはパンチも強い。ただし、遅い。爆発力も十分じゃない」

──自信溢れる言葉ですね。

「この試合に向けて、瞬発力をつける一方でスタミナトレーニングも存分にやってきた。特にグラウンドに持ち込まれても、立ち上がることに力をいれてきたんだ。パワーだけでなく、スピードもついた」

──辰巳選手は日本を代表する重量級ファイター達と日々のトレーニングを積んでいますが、その辺りは気にならないですか。

「僕だって、ワールドクラスのファイター達とトレーニングできるという素晴らしい練習環境があるからね。カトーさん、ヒオキさん、クメさんとの練習で体力、スピード、パワー、そして気持ちが鍛えられている。きっとエキサイティングな試合になるだろう。倒し合いになることを約束するよ」

■Pancrase262対戦カード

<フェザー級/3分3R>
平山学(日本)
小金翔(日本)

<スーパーフライ級/3分3R>
中山ハルキ(日本)
仙三(日本)

<フライ級/3分3R>
伊福正寛(日本)
高橋達也(日本)

<バンタム級/5分3R>
石渡伸太郎(日本)
ジョナサン・ブルッキンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
田村彰敏(日本)
アンディ・メイン(米国)

<フェザー級/3分3R>
ハルク大城(日本)
中村晃司(日本)

<ウェルター級/3分3R>
佐藤洋一郎(日本)
草・MAX(日本)

<対DEEP3VS.3 大将戦 スーパーフライ級/5分3R>
安永有希(日本)
加藤直之(日本)

<対DEEP3VS.3 中堅戦 フェザー級/5分3R>
稲葉聡(日本)
梅田恒介(日本)

<対DEEP3VS.3 先鋒戦 ミドル級/3分3R>
ボブ・アームストロング(ニュージーランド)
辰己豪人(日本)

<ライト級/3分3R>
クリスMAN(日本)
山崎悠輝(日本)

<ライト級/3分3R>
長岡弘樹(日本)
佐野哲也(日本)

<フライ級/3分3R>
松永義弘(日本)
増田“BULL”徹平(日本)

<フェザー級/3分3R>
宮路智之(日本)
土肥潤(日本)

<ライトフライ(-52.2kg)級/3分3R>
宇都木正和(日本)
リトル(日本)

<ライト級/3分3R>
岡澤弘太(日本)
林完(日本)

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