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【FOX Sports Presents】日曜午前11時からUFC Fight Night 42

2014.06.05

Benson Henderson

【写真】接戦では勝つ――、そんなベン・ヘン・スタイルが今回も発揮されるか。何気に長髪を振り乱しながらテイクダウン系のファイトは、クレイ・グイダに通じることもある(C)MMAPLANET

7日(土・現地時間)、ニューメキシコ州アルバカーキのティングレー・コロセウムで開催されるUFC Fight Night42「Henderson vs Khabilov」。アルバカーキといえば、MMA界にあって常にベスト・ジムに挙げられるジャクソンズMMAの本拠地だ。当然、当大会には同ジム所属選手の名前がズラリと並んでいる。

ディエゴ・サンチェス、ジョン・ドッドソンがホーム大会に出場。彼ら米国勢に加え、多国籍軍のジャクソンズMMAからはメインに出場するロシア人ルスタン・ハビロフ、メキシコ人のエリック・ペレスもメインカードで戦う。ハビロフはMMA戦績17勝1敗、UFCでも現在3連勝でカリブ・ヌルマゴメドフと並び、オクタゴン・ライト級戦線でロシアン旋風を巻き起こしているファイターだ。数字的には22連勝&負け無し、UFCでも6試合連続で白星が続くヌルマゴメドフに次ぐ存在のハビロフだが、デビュー戦となったビンス・ピチェル戦では豪快なバックスローを連発し1RでTKO勝ち。

2戦目となったヤンシー・メデイロス戦も僅か152秒でTKO勝ちし、続く元ストライクフォース・ライト級トップコンテンダーのホルヘ・マスヴィダル戦は結果こそ判定までもつれ込んだものの、豪快な後回り蹴りでダウンを奪うなど、多彩な攻撃手段を持ち、ファンにインパクトを残してきた。その結果が、UFC4戦目で前世界ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンとのマッチアップ、そしてメインイベント出場につながった。

コンバットサンボ出身、M-1グローバルを経て頂点に挑む格闘技歴は、まさにMMA帝国ロシアの模範的な成長過程を辿ってきたといえる。先に触れた豪快な後方への投げ以外にも、クリンチから足を掛けて倒す、打撃でプレッシャーを与えて組みついて倒すなど、ハビロフは高いテイクダウン能力を誇る。一方のヘンダーソン、彼が長髪を振り乱しジム・ミラーにクレイ・グイダ、さらにネイト・ディアズらをテイクダウンした姿が、目に焼き付いているファンも少なくないはずだ。

スバリ、この両者の対戦の鍵はテイクダウンの攻防が握っている。特にハビロフは組んで倒すだけでなく、バック・コントロールからの崩しという部分でも強さを見せてきた。フランキー・エドガーやジョシュ・トムソンにバックを許す展開も決して少なくないヘンダーソンは、より警戒が必要になる。いずれにせよ、両者の強さが明確となっている一戦だけに、いかに自分のタイミングで組むことができるのかが大切だ。つまりは打撃でペースを握ること。打撃の間合いをコントロールし、プレッシャーを与えて組みつくのと、劣勢な状態で無理矢理テイクダウンを仕掛けるのでは、精度に雲泥の違いが生じる。

まだ下がる、あるいは回る展開を見せていないハビロフに対し、強豪との対戦という意味での経験値では大いに優位に立つヘンダーソンが、どのような間合いを取り、有効な打撃を繰り出すことができるのか。最近の試合を振り返ると、イメージ的に優位なのはハビロフ。ただし、ヘンダーソンが世界の頂き=UFCという舞台であって、常にトップ戦線で戦い続けてきたのかを見せつけるという展開もありうる――ライト級の大一番だ。

さらに殴り合い必至のディエゴ・サンチェス×ロス・ピアソン、フライ級トップ戦線生き残りマッチ=ドッドソン×ジョン・モラガ戦など、注目カードが並んだUFN42の模様は6月8日(日)の午前11時からライブで、再放送は26日(木)の午前2時からFOXスポーツ&エンターテイメントで放送されることが決まっている。

■ UFC Fight Night 42 対戦カード

<ライト級/5分5R>
ベンソン・ヘンダーソン(米国/1位)
ルスタン・ハビロフ(ロシア/11位)

<ライト級/5分3R>
ディエゴ・サンチェス(米国)
ロス・ピアソン(英国)

<フライ級/5分3R>
ジョン・ドッドソン(米国)
ジョン・モラガ(米国)

<ライト級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル/6位)
ジェイソン・ハイ(米国)

<ライト級/5分3R>
イーブス・エドワーズ(米国)
ピヨトル・ホールマン(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス(メキシコ/11位)
ブライアン・キャラウェイ(米国/14位)

<バンタム級/5分3R>
ヤオツィン・メザ(米国)
セルジオ・ペティス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ボビー・ヴォルカー(米国)
ランス・ベノワ(米国)

<フライ級/5分3R>
スコット・ヨルゲンセン(米国/15位)
ダニー・マルチネス(米国)

<ライト級/5分3R>
ジョン・タック(米国)
ジェイク・リンゼイ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
パトリック・カミンズ(米国)
ロジャー・ナヴァエス(米国)

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