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【UFC140】12月10日トロントで、ジョーンズ×リョート戦

Lyoto7日(木・現地時間)、ズッファより12月10日(土・同)にカナダはトロントのエアカナダ・センターで行われるUFC140のメインが、UFC世界ライトヘビー級戦ジョン・ジョーンズ×リョート・マチダとなることが発表された。

【写真】 王者になったプレッシャーは、なってみないと分からないという元世界王者リョート。彼が最大の難関と捉えていた初防衛戦を難なくクリアしたジョン・ジョーンズとどのような戦いを見せるか (C) MMAPLANET

当初の予定ではラシャド・エヴァンズが挑戦者に当確していたが、負傷欠場。代役に白羽の矢が立ったのは、ライトヘビー級トップ集団で次戦が決まっていなかったリョートだった。

あらゆる局面での技術を身につけたミスター・アスレチックが、本当の意味でオクタゴンにファンタジーを持ち込むことができるリョートと対戦する。14勝1敗(※反則負け)、判定勝ちは2試合、世界王者になってなお、底を見せないジョーンズ。対するは17勝2敗、ある意味、計算外の何かをMMAに持ち込むことができるリョート。


今や全ての格闘技の融合化が進むMMAにおいて、その必要要素を全て兼ね備えているといっても過言でない王者の基盤が運動神経なら、リョートのベースはカラテという名の駆け引きにある。

挑戦者のいうところの『虚実』によって、王者ジョーンズを『崩す』ことはできるのか。現代MMAにあって、数少ない異種格闘技的な要素を見つけることができる――運動神経×駆け引き、そんな世界ライトヘビー級戦となる。

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