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【BFC24】ライト級フロリダ・ロコ対決はエドワーズに凱歌

2010.08.13

Edwards■ライト級/5分3R
イーブス・エドワーズ(米国)
Def.3R終了/判定3-0(29-28、29-28、29-28)
ルイス・パロミーノ(米国)

【写真】シブい試合内容となったが、エドワーズがテイクダウン+グラウンドコントロールで勝利した。パロミーノはライト級は重いか (C)KEITH MILLS

思い切り右のフックを放っていくパロミーノに対し、エドワーズは組みついてテイクダウンに成功する。クローズドガードの態勢をとるパロミーノに、右のパウンドを落とすエドワーズ。右足を一本抜いてハーフガードの態勢になったエドワーズが、勢いをつけてエルボーを連打する。

パロミーノがフルガードに戻すと、今度は左足を抜いたエドワーズが左のヒジを落としていく。パロミーノに起き上がる隙を与えない、タイトなグラウンド戦を見せるエドワーズは、残り70秒の時点でパス。直後にマウントを狙うが、パロミーノが足を戻すと、ここでもタイトに胸を合わせる。上体を起こしてエルボー、胸を合わせてトップキープと試合を支配するエドワーズが、残り10秒でサイドを取るも、パロミーノがシングルから無理せず立ち上がり、初回を終えた。


2R、打撃戦に持ち込みたいパロミーノは、距離が遠いエドワーズに対し、踏み込んで右のミドルを放つ。右ローから、フックを狙ったパロミーノだったが、これは空振りに。パロミーノのローにバランスを崩したエドワーズのテイクダウン狙いは、スプロールされるが、直後にテンカオをヒットさせる。

パロミーノは飛び込んできたエドワーズにシングルレッグを仕掛けるも、エドワーズが体を肩口に乗せてテイクダウンを許さない。それでもパロミーノはケージにエドワーズを押し込み続けたが、ギロチンに捉えられる。

ラウンド終了間際、フライング・バックスピンキックを見せたパロミーノだったが、エドワーズは冷静に距離を取り、この試みをただのジャンプに終わらせて2Rが終了する。

最終回、エドワーズが左ローを見せ最後の5分間がスタート。前に出るエドワーズに、パロミーノもアッパーで迎え撃つ。左を伸ばし、ジャンピングニーを見せたパロミーノに対し、エドワーズは低い姿勢からボディを放つ。左ボディを続けるエドワーズを、ハイキックでのけ反らせたパロミーノだが、打撃戦でもイニシアチブを握るには至らない。

ラウンド終盤となっても、なかなか距離感が掴めないパロミーノは、思い切り右を振るったところで、ダブルレッグを合わされ、テイクダウンを許してしまう。パロミーノは潜りガードを見せたが、エドワーズに潰される。背中をマットにつけたパロミーノ、エルボーをガードから見舞うも万事休す。このままタイムアップとなり、ジャッジ3者とも29-28をつけ、エドワーズが判定勝ちを手にした。

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