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【EXC】大会終了後、キンボが乱闘間近の小競り合い

 (C) MMAPLANETCBSライブ中継を行ったEXCの記者会見でハプニング発生した。同プロモーション・ライブプレジデントのゲーリー・ショーが「NASCARに例えると、ラップダウンからバンパー・トゥー・バンパー(日本や欧米のレース用語ではテール・トゥー・ノーズ)になった。ダナ・ホワイトはバックミラーを覗くと、ゲーリー・ショーの笑顔が見えるはずだ」と、イベント自体を振り返り、勝利宣言を行うなど盛り上がりを見せた大会終了後の記者会見だった。

【写真】よもやの乱闘騒ぎが起こりそうになった会見場。キンボもロジャースもKYで、NGだ (C) MMAPLANET

病院に行く前に、カリフラワー状態だった耳から血を流しながらジェームス・トンプソンが、一部で議論を呼んでいたギロチンを仕掛けた際、キンボのタップ疑惑を否定し、さらに再戦をアピール。いち早く会見場を去った。

3連敗となったフィル・バローニが、スポンサーへの感謝の弁と婚約者との結婚報告を涙ながらに行うと、ショーから「クビを通達することなんてないから、ポストのチェックは必要ない」という言葉をかけてもらう。


そんな会見場に最後に現れたキンボ。集中する質問を答え終わり、一息ついたところで、ブレッド・ロジャースが記者の質問に答える。と、「お前、タップしていたじゃないか」とキンボを非難。「やる気か?」と立ち上がるキンボ、ロジャースも向かい合うように立ちふさがる。両陣営が入り乱れ、記者が二人に群がる。ロビー・ローラーがロジャースをなだめるが、キンボの挑発に興奮が収まらない。

右足を負傷しているスコット・スミスはステージから下り、左腿に氷を当てるジナ・カラーノも会見場を去る騒ぎに。

と、ここでファインプレーを見せたのがバローニだった。マイクを握って、「みんな、落ち着け。興奮するな」と一言。「バカな記者どもも、席に戻れ」と言葉を続けると、一気に騒ぎは収まった。

EXCをリードするキンボだが、力任せのグラウンド、レフェリーのプロテクトとも取られても致し方ない2Rのブレイク、そして最後のストップも早いとケチをつけられ、極めつけの乱闘騒ぎ。ロジャース、アントニオ・シウバも対戦候補に挙がっており、ストリートファイトでなく、MMAでキャリアを積んだ強敵が彼の行く手を塞ぎはじめた。

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