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【UFC110】初の豪州大会、PRIDE三巨頭揃い踏み

2010.02.22

【写真】PRIDE三巨頭揃い踏みとなったUFC初の豪州大会だが、メインに登場したノゲイラはベラスケスに完敗。経験を凌駕する勢いを持った新鋭達の台頭がオクタゴンの流れを加速させる (C) ZUFFA

2月21日(日・現地時間)、UFC初進出となるオーストラリアのシドニーではUFC110「Nogueira vs Velasquez」が開催された。

98年10月のブラジル・サンパウロ大会以来、11年と4カ月ぶりに赤道を越えるUFC。同大会では、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ヴァンダレイ・シウバ、そしてミルコ・クロコップという、かつて日本のPRIDEを席巻した三巨頭が揃い踏みを果たした。

まず、PPVオープニングマッチに出場したミルコは、対戦予定だったベン・ロズウェルが直前の負傷欠場、地元の組み技系ファイター=アンソニー・ペロッシュと対戦した。ミルコの打撃を警戒し、オクタゴンで距離を取り続けるペロッシュを仕留めるのにやや手間取ったものの、グラウンドのヒジ打ちでその額を叩き割ったミルコが、2R終了時にドクターストップにより勝利。UFC戦績を3勝3敗の五分に戻した。


また、セミファイナルに出場したシウバは、ミドル級へと階級を下げ、英国の雄マイケル・ビスピンと対戦。序盤こそビスピンのテイクダウンにペースを握れずにいたが、要所でラッシュを仕掛けつつも、冷静なゲームコントロールでばん回。試合終了間際には大きな右フックでビスピンからダウンを奪い、堂々の判定勝ちを挙げると、試合後には「皆、悪い時ってあるんだ。神を信じて練習を続けた」と涙を浮かべて語った。

その一方、メインイベントでは、ノゲイラがAKAの新鋭ケイン・ベラスケスにまさかの140秒失神KO負け。スタンドで打撃の交換から始まった一戦だが、ノゲイラのパンチにベラスケスが下から交錯するように右ストレートを打ち込みダウンを奪うと、追撃のパウンドで勝負あり。ベラスケスがUFC無傷の6連勝を飾った。

その他にも、第7試合では地元のジョージ・ソティロパロスが、ライト級コンテンダーの一角ジョー・スティーブンソンを破る大金星をゲット。打撃&テイクダウンからパス、ポジショニングと切れのある動きでスティーブンソンを制した。

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