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【DEEP90】阿部の欠場で、石司晃一✖白川Dark陸斗の65キロキャッチウェイト戦で決定

Shirakawa vs Ishizuka【写真】一度は後列に回ったタイトル挑戦へ、一気にまくる機会を手にした白川と譲るわけにはいかない石司(C)MMAPLANET

4日(火)、6月29日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 90 IMPACTで石司晃一の対戦相手が白川Dark陸斗に変更されることが発表されている。


フライ級暫定王座決定戦=柴田MONKEY有哉と神龍誠を筆頭に3回戦ではミドル級の水野達也✖中井光義、ウェルター級の悠太✖佐藤洋一郎、フェザー級は小見川道大✖オーロラ☆ユーキ戦が組まれている同大会。2回戦では同じくフェザー級の大澤茂樹✖横山恭介、バンタム級で渡辺修斗✖小林博幸、フライ級=中山ハルキ✖伊藤裕樹、そして女子ミクロ級のしなさとこ✖マドレーヌがマッチアップされているなか、石司晃一は阿部路人との玄人好みの対戦が決まっていた。

しかし、阿部の負傷欠場が決まり石司は代役の白川Dark陸斗と65キロ契約2回戦で戦うことが決まった。白川は昨年12月に北田俊亮を破り、2019年中のタイトル挑戦をアピールしたものの4月の大阪大会で釜谷真にギロチンで一本負けを喫したばかり。この試合、初回は釜谷が打撃でリードしたが、2R終盤にダウンを奪った白川がパウンドの追撃でTKO勝ち直前まで追い込んでいた。

しかし、最終回に攻勢を維持しようと前に出たところでギロチンの網にひっかかりタップアウト、逆転一本負けとなった。タイトルコンテンダーの釜谷を越えることでタイトル挑戦に近づけた白川だったが、このタップでベルトを巡る列の後列に回らざるをえない状況に。よってキャッチウェイト戦とはいえフェザー級とバンタム級でタイトルコンテンダーの石司と戦う権利を得たことは、この列を後ろから一気にまくるチャンスを手にしたことになる。

石司にとっても2年前のバンタム級&フェザー級連続挑戦、2連敗から再びチャンピオンロードに戻ってきたなか2戦前にDJ taikiに敗れており、これ以上の敗北は許されない。現在ベルトは海を越えてビクター・ヘンリーの手にあるバンタム級戦線──今大会では両者の戦い以外では新規参戦の渡辺と小林の試合しか組まれておらず、この契約体重マッチの勝者と5月大会で大塚隆史をRNCで倒したトレヴィン・ジョーンズがタイトル挑戦権争いで頭一つ抜けた存在になることはまず間違いないだろう。

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