【写真】まさに微笑みの国の最強戦士といった雰囲気を醸し出していたノンオー (C)MMAPLAET

10月6日（土・現地時間）にタイはバンコクのインパクト・アリーナでONE79「Kingdom of Heroes」が開催され、ノンオー・ガイヤーンハーダオがメディー・ザトゥーと対戦する。

ルンピニー4階級制覇、ラジャも制しているムエタイの頂点に立ったノンオーは8月23日（木）に新宿パークハイアット新宿のボールルームで行われたONE Championship記者会見にも出席していた。

お蔵入り厳禁──、会見後になぜムエタイで全てをやり遂げたノンオーがケージの中で戦うこともいとわずONEに参戦を決めたのかを尋ねたインタビューをここでお届けしたい。

──記者会見を終えて、日本大会出場も決まりました。今の気持ちを教えてください。

「フィリピンでの会見もそうだったけど、ONEはとても大きな記者会見を開くね。日本では過去4度ほど試合をしている。でも、もう10年以上も昔のことだし、また日本で戦えることになって嬉しいよ」

──ONEで戦うことを決めたのはなぜでしょうか。

「もうムエタイは引退していたけど、ONEでムエタイの試合が組まれることになり、僕のほうからチャトリさんに試合をしたいとお願いしたんだ。

ONEで試合をすることでムエタイの素晴らしい技術を世界中のファンに見てもらえる。それが一番の理由だよ」

──同じルンピニーを制したデェダムロンやサゲッダーオがMMAで戦っていることをどのように思っていましたか。

「僕はMMAを戦うつもりは一切ないんだ。ムエタイだからONEで試合をすることにした」

──日本大会は恐らくはケージで戦うことになると思いますが、その辺りは問題ないでしょうか。

「かなり新鮮に見えるよね。ただケージでもMMAグローブでもムエタイのルールで戦うなら何も問題はないよ。確かに小さなグローブで戦うことで、拳を負傷しないようにするなど注意することはあるけど、それ以外は全く問題ない」

──誰か日本大会で戦ってみたい選手はいますか。

「チャトリさんが決めた相手なら誰とでも戦うよ」

──では日本のファンに一言お願いします。

「ノンオー・ガイヤーンハーダオです。来年の3月に東京で開かれるONEチャンピオンシップに注目してください。世界中のファンの皆さんに応援してもらい、良い試合をしたいと思います。コップンカップ!!」

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