【Grandslam07】初回劣勢だった森が、圧力をかけた2Rに逆転KO勝ち
<ウェルター級/5分3R>
森興二(日本)
Def.2R4分22秒by KO
赤沢幸典(日本)
トライスター所属の赤沢が、右の蹴りを繰り出し前に出てくる森に前蹴りを入れる。森の左フック後に、距離を取って右エルボーを狙った赤沢が右オーバーハンドを放つ。その赤沢の右フックで森がダウン、ガードを強いられスクランブルに持ち込むも再度倒される。
クローズドの森に対し、赤沢は上体を起こしスペースを作ると立ち上がることを許してしまう。それでもスタンドで反撃はさせずに初回を取った。
2R、距離を詰めて左フック、ローを蹴る森がプレシャーを強める。ジリジリと前に出る森が右フック、ボディを被弾しても左を返す。赤沢は前蹴りを見せるが、回る展開が続いている。森は右ストレートに左アッパーを合わせる。初回のような打撃を見せることができなくなった赤沢だが、両者にネガティブファイトの口頭注意が与えられる。
再開後、左を当てた森に赤沢が右を打ち込む。ここから両者の距離が縮まり、拳が交錯すると森のフックが決まり、赤沢が頭からキャンバスに突っ伏しKO決着となった。