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【RFC42】超巨漢アオルコロ、体重差と意外(?)な器用さで増田裕介をレフェリーストップに追い込む

<無差別級選手権試合/5分3R>
アオルコロ(中国)
Def.3R1分51秒 by TKO
増田裕介(日本)

無差別級の一戦はアオルコロ=159.1キロ、増田=103.3キロと約60キロの体重差がある一戦となった。アオルコロはケージの中央に仁王立ちし、増田がケージ内をグルグルと回る。両者ともコンタクトする距離にならず、レフェリーは足を使う増田にイエローカードを提示する。再開後も増田は構わず距離を取り、アオルコロがにじりよると会場がどっと沸く。

増田はシングルレッグからテイクダウンを狙うが、アオルコロがそれをつぶしてバックへ。増田は両足フックさせずに身体をサイドへずらして脱出。亀になるアオルコロの後ろからパンチを連打するが、アオルコロも増田の腕を巻き込むように回転して、ポジションを返す。

この流れでサイドポジションを取ったアオルコロはマウントまで移行。増田もパンチを打たせず亀になって脱出を試みるが、アオルコロはしっかりと増田を亀の状態に固定してパンチを入れる。この態勢のままラウンド終了のブザーが鳴る。

2R、ここも出だしはアオルコロがじりじりと歩み寄り、増田が距離を取るという展開で始まる。意を決したようにシングルレッグに入る増田だが、アオルコロに簡単にはじき返され、アオルコロがハーフガードで上になる。

ずっしりと体重をかけて増田のボディにパンチを落とすアオルコロは足を抜いてマウントポジションを取ってパンチを連打。後ろを向く増田にリアネイキッドチョークを仕掛けつつ、インサイドガードでトップポジションをキープ。残り10秒でパスガードしてバックを奪い、パンチを落とし続ける。

何とかラウンド終了のブザーを聞いた増田だが、体力の消耗とダメージが大きく、すぐには立ち上がることが出来ず。セコンドの力を借りるように自陣コーナーに引き上げる。

3R、距離を詰めたアオルコロが増田にケージを背負わせてパンチとヒザ蹴りを乱れ打ちする。増田も左右のフックをヒットさせるが、60キロ近い体重差があっては攻撃を効かせることが出来ない。

最後はアオルコロが左アッパー・左ストレートを打ち込み、増田が前のめりにバランスを崩したところでレフェリーが試合をストップ。体重差を活かし、グラウンドで意外(?)な器用さを見せたアオルコロが3RでTKO勝利した。

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