【UFN116】激しい殴り合いからTD→ポジション奪取、最後は肩固めでギレスピーが一本勝ち
<ライト級/5分3R>
グレゴール・ギレスピー(米国)
Def.2R2分11秒by 肩固め
ジェイソン・ゴンザレス(米国)
ワンツーから鋭い左ハイを繰り出すゴンザレス。もう一度左ハイを見せると、ギレスピーが組みつく。ケージに押し込んだギレスピーがエルボーを打ち込み、ダウンを奪う。クローズドガードのゴンザレスの腕十字狙いを防ぎ、パウンドを落とすギレスピーは、スクランブルから試合がスタンドに戻ると、ワンツーを打ち込む。ゴンザレスもパンチを返し、ハイキック。直後にギレスピーがダブルレッグを決めた。
マウントを取ったギレスピーは重いパンチを落とすが、ゴンザレスもケージを蹴ってスクランブルからスタンドへ。ここでも左ハイを蹴っていくゴンザレスを、即ギレスピーがテイクダウンで倒す。スクランブル戦からスタンドに戻ったゴンザレスが、左アッパーを決めてダウンを奪う。立ち上がったギレスピーは、ここでもダブルレッグを決めて窮地を脱すると、パスからサイドで抑え初回が終わった。
2R、ゴンザレスのブロックの上からの左ハイ。ここから激しいパンチの応酬となり、ギレスピーがテイクダウンを決める。マウントを奪取したギレスピーは肩固めを狙いつつ、やや息を整えているか。パンチと肩固めのコンビネーションでゴンザレスを削り、隙あらば極めにいく。肩固めに自らの左足を抱えて耐えようとしたゴンザレスがタップをし、殴り合いを制し、寝技に持ち込んだギレスピーが激闘に終止符を打った。
「NY州のロチェスターで生まれたけど、ピッツバーグの郊外での生活の方が長かった。嬉しいよ。トレーニング・パートナーにやり込まれてきた成果だよ」と話したギレスピーは、これでMMAデビュー以来10連勝となった。