【Titan FC45】5勝0敗対決はオスカー・アスカーに軍配。初回にダウンを奪ったブレアーは逆転負け
<フライ級/5分3R>
オスカー・アスカー(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジェイムス・ブレアー(米国)
右ボディから組みに行ったブレアー、体を入れ替えられボディを連打する。アスカーはそのままクリンチでケージに押しつけ右エルボーを打っていく。ダーティボクシングを続けるアスカーは押し返されそうになると、ヒザを突き刺しヒジを入れていく。アスカーの右フック後に両者が離れ、ブレアーは左ミドル、テイクダウン狙い、そして右オーバーハンドをヒットさせる。アスカーも右アッパーを返し、ワンツーを当てる。と、アイポークがあったとアスカーがブレイクを要求する。
再開後、ブレアーの右オーバーハンドを被弾したアスカーがダウン。すぐに立ち上がってダブルレッグでテイクダウンもブレアーはギロチンで応える。スイープに切り替えたところで、立ち上がった両者が分かれ、再びブレアーの右がアスカーを捉えた。
2R、右オーバーハンドから連打でアスカーを追いかけるブレアーだが、アスカーはダブルレッグで肩口に担ぎ反対側のコーナーまで運んでスラム。RNCからバックを狙うも、ブレアーが胸を合わせる。ここでダブルレッグでテイクダウンを奪ったアスカーは、再びバックを狙うもブレアーが胸を合わせる。直後にスイープでトップを取ったアスカーは、RNCクラッチを体を制する前に仕掛けるので、スクランブルに持ち込まれる。
ブレアーの立ち際にパンチをまとめ、ケージに押し込んでダブルレッグを決めるも、
バックに回るとここで両足をフックする。背中を伸ばされ、パンチを連打されるブレアーはRNCを防いで、胸を合わせる。アスカーは立ち上がりダブルレッグに。アスカーはブレアーの右足を太腿の上に置き立たせない。ラウンド終了間際にようやく立ち上がったブレアーにアスカーはヒザを蹴り込んだ。
最終回、ブレアーは右アッパー、ボディストレートを低い姿勢から繰り出す。テイクダウンを避けようというスタンスだが、アスカーは左ジャブを当てていく。ブレアーの右オーバーハンドは空振りに、両手を広げて「攻めて来いよ」と挑発するも直後にダブルレッグでテイクダウンを許してしまう。ブレアーはクローズドガードを取り、ギロチンを狙う。頭を抜いたアスカーがパンチ、エルボーを打ちつける。ギロチンを再び仕掛けたブレアーにたいし、アスカーは背中をマットにつけてロールから立ち上がってエスケープ。
またも低い姿勢を取るブレアーは、自らの攻撃もこの構えで殺してしまっている。アスカーは左ジャブを当てる。大きな振りの右フック、ハイキック、スピニングバックフィストをみせるブレアーに対し、アスカーも回転バック拳を当ててタイムアップを迎えた。
結果、3-0でアスカーが判定勝ちを手にし5連勝対決を制した。