【Strikeforce】階級超えたEXC王者対決はシールズに軍配
■第11試合 182ポンド契約/5分3R
ジェイク・シールズ(米国)
Def.1R2分2秒/ギロチンチョーク
ロビー・ローラー(米国)
【写真】EXC王者対決を制したシールズは、05年11月以降、無傷の12連勝。非UFC系最強戦士の座を不動のものとした (C) Strikeforce
開始と同時に前へ出るシールズは、左のインロー、左ミドル、右ローを放っていく。ローラーもパンチを返していくが、シールズは、すかさず両足タックルでテイクダウンを狙っていく。だが、腰を落としてディフェンスするローラーは、一旦は倒されたかにみえたが、しなやかな身体捌きで立ち上がると、尚も押し込んでくるシールズをいなし、体勢を入れ替えた後、左フックを2発叩き込む。
逆に、ケージ際へと押し込み返したローラーに、シールズは首相撲からヒザ蹴り。ローラーもそのボディにフックを放っていくと、再び、ケージ中央で向かい合った両者。ここで、シールズは左右のロー、右ミドルを中心とした蹴り技を積極的に繰り出していく。
残り3分15秒、ワンツーを出しながら、自ら組み付いたシールズに、またもやケージ際へと押し込み返したローラーだったが、シールズはその首を捕えるや、一気に両足をボディに引っ掛けギロチンへ。一度は抱え上げようとしたローラーだったが、シールズが構わず絞め続けると、あえなくタップ。元EXC世界ウエルター級王者シールズが、元同ミドル級王者ローラーから、殊勲の一本勝ちを挙げた。