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【UFN107】マクレガーに勝った男ダフィーの距離を潰し、ケージに押し込むことがマダディの勝機

Madadi【写真】勢いのあるパンチは、カウンターを受ける諸刃の剣、できるだけダフィーのパンチを被弾せずに、ケージに押し込む必要があるマダディだ(C)MMAPLANET

日本時間の明日未明、18日(土・現地時間)に英国ロンドンのO2アリーナで開催されるUFC Fight Night 107「Manuwa vs Anderson」。メインカードにはジミ・マヌワ×コーリー・アンダーソン、ブラッド・ピケットの引退試合、そしてグンナー・ネルソン×アラン・ジョバーンという楽しみなカードが用意されている。


そんななかプレリミメインのジョセフ・ダフィー×レザ・マダディのライト級戦も見逃せない要注目のカードだ。UFC入り前にコナー・マクレガー& ノーマン・パークに黒星をつけている男ダフィーは、通算戦績16勝2敗でUFCでは3勝1敗のアイルランド人ファイターだ。

対してマダディはイランはテヘランから、スウェーデンに移住し同国のフリースタイル・レスリング界で活躍後、サブミッション・レスリングを経てMMAへ。粗い打撃と徹底した組みへの拘り+パウンド&フロント系チョークで通算14勝4敗、オクタゴンでは3勝2敗の成績を残している。

ダフィーのスタイルはオールラウンドのMMAキックボクサー。リーチの長さを生かしたボクシングに蹴りが加わった感じだ。オーソドックスでスタンスは広く、左ジャブで距離を測って右ストレートを打ち抜く。左足のローやミドルも使いこなし、レンジのやや外を得意としている。

グラップリングでも下をしっかりと使いこなすが、やはり主導権を握るには自らの打撃の距離をキープすること。一方、マダディはその逆で如何に懐に飛び込んで、レスリングの展開に持ち込むことができるか。昨年5月のヤン・カブラル戦で見せたケージ・グレコローマン・レスリングというべき、胸を合わせた展開で頭もダフィーの胸に押し付けて、削っていきたい。

当然、そうなるとダフィーもワキを差し換えて来るだろうが、その瞬間、差し返してきた腕の方の顔面はがら空きになり、エルボーや右フックを入れるチャンス到来となる。すると、当然ダフィーは頭を守って来る。つまり、差した腕を戻すわけだ。ここで重心を下げて、得意のフリースタイル・レスリング、ダブルレッグやシングルレッグに持ち込みたい。

同じ理屈で、アッパーからダブルレッグという流れなどの繰り返しで、ダフィーが疲弊することは間違いない。逆にスタンドでやや遠目の距離に置かれ、左ローや左ジャブで削られると、心身共に削れてくるのはマダディの方。得意の形に入るまでに、力を使うマダディだけに、その辺りのスタミナ合戦も勝敗を左右するだろう。

マダディとしては、ケージに押し込んだ際に頭の位置を上げないことが最重要ポイントとなる。頭がダフィーと同じ高さになると、差し返されやすくなり、その瞬間にダフィーが離れることを選択できる。一度、押し込むと、胸の位置で押し付けるという自分との戦を制する必要があるタフファイトだ。

■ UFN107対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
ジミ・マヌワ(英国/4位)
コーリー・アンダーソン(米国/7位)

<ウェルター級/5分3R>
グンナー・ネルソン(アイスランド/9位)
アラン・ジョバーン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブラッド・ピケット(英国)
マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
アーノルド・アレン(英国)

<ライト級/5分3R>
ジョセフ・ダフィー(アイルランド)
レザ・マダディ(スウェーデン)

<ライトヘビー級/5分3R>
フランシマール・バローゾ(ブラジル)
ダレン・スチュワート(英国)

<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・オミランチョク(ポーランド)
ティモシー・ジョンソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセント・ルケ(ブラジル)
レオン・エドワーズ(英国)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー(英国)
ティーム・パッカラン(フィンランド)

<ミドル級/5分3R>
トム・ブリーズ(英国)
オルワレ・バンボゼ(米国)

<バンタム級/5分3R>
イアン・エンウィソル(英国)
ブレット・ジョンズ(英国)

<ミドル級/5分3R>
スコット・アスカム(英国)
ブラッド・スコット(英国)

<バンタム級/5分3R>
リナ・ランズバーグ(スウェーデン)
ルシエ・プシオワ(チェコ)

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