【UFN35】TDでポイントメイク、ニジェムが判定勝ち
<ライト級/5分3R>
ラムジー・ニジェム(米国)
Def.3-0: 30-27, 29-28, 29-28
ジャスティン・エドワーズ(米国)
左ジャブを伸ばすニジェム。右を返すエドワーズに右ローを放っていく。さらに前蹴りを見せたニジェムに組みついたエドワーズだが、距離を取られ右ローを受ける。ニジャムの右ハイ終りにエドワーズは右フックを打ち込む。さらに左ローに左フックを合わせると、今度はニジェムが下がる。
エドワーズの前進をサークリングでかわしたニジェムの飛びヒザは空振りに。続く右ローに左フックを合わされる。蹴りにパンチを合わされてしまうニジェムはボティストレートを見せるも、後回し蹴りの直後に連打を受ける。何とか右を返して、間合いを取り直せたニジェムだが、劣勢が続く。最後はニジェムが後回し蹴りでバランスを崩し、下からヒールフックを仕掛け、エドワーズも足関節を返したところでタイムとなった。
2R、テイクダウンを仕掛けたニジェムにギロチンで応え、力を込めて絞め上げたエドワーズだが、これが極まらない。自ら技を解いてクローズドガードを取ったエドワーズにニジェムがパウンドを落していく。試合がスタンドに戻ると、口を半開きにしたエドワーズが間合いを取る展開が続く。左フックからヒザ、前蹴りから大外刈りでテイクダウンを奪ったニジェムが一気にバックマウントからRNCへ。手首を掴み、ヒジを押し上げることで防御していたエドワーズだが、前転してもバックを取られたままでラウンド終了を迎えた。
最終回、前に出てきたエドワーズにワンツーを見せたニジェム。1分経過したところでテイクダウンを決めて左ヒジを落す。試合がスタンドに戻ると、エルボーで左目尻をカットしたエドワーズは、パンチが荒くなっていく。ニジェムは間合いを計りながら、もう一度テイクダウンを決める。残り45秒、ニジェムのシングルレッグにギロチンを合わせたエドワーズは、これが外れるとガードから足関節へ。ニジェムもヒザ十字を取り返し、ここでタイムアップとなった。結果、ニジェムが判定勝ちを手にした。