【Euro FC01】打撃でリードし、テイクダウンを許さなかったヴァレンティノフがストゥーラを下す
<ウェルター級/5分2R>
ゲオルギー・ヴァレンティノフ(ブルガリア)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
アンドレアス・ストゥーラ(スウェーデン)
ストゥーラが左ローから前へ。ステップバックしたヴァレンティノフは、右ストレートを入れる。後ろ回し蹴りを見せたヴァレンティノフは、しっかりとストゥーラとの距離を取って下がりながらも左フックを振るっていく。ストゥーラは右オーバーハンド、ここでもヴァレンティノフが下がってカウンターを狙う。
逆に前に出てワンツーを放ったヴァレンティノフが左ロー。さらに左フックを入れる。前に出てはパンチを被弾するストゥーラは左フックを受けて前方にバランスを崩す。ヴァレンティノフが優勢のまま初回が終わった。
2R、ストゥーラが左ロー、続く左ハイをヴァレンティノフがキャッチして振り払う。ヴァレンティノフは左ジャブから右ストレートもやや距離が遠いか。右を振るって前に出たストゥーラ、ケージ際に下がったヴァレンティノフだが間合いを取り直す。リーチに優るストゥーラがプレッシャーを強める。残り80秒でストゥーラがダブルレッグからバックへ。胸を這わせたヴァレンティノフが離れる。ヴァレンティノフは右、そして後ろ回し蹴りを見せたが初回ほど効果的な攻撃はなかった。
最終回、ヴァレンティノフがまずワンツー。ストゥーラが右ハイを返すと、ヴァレンティノフが左ローを蹴り込む。ストゥーラの前進に左を当てたヴァレンティノフがケージに押し込んでいくもヒザ蹴りを受けて離れる。ストゥーラはここでもダブルレッグを仕掛け、シングルへ移行する。ケージを背に耐えるヴァレンティノフが防ぎきり、両者が離れる。荒い呼吸で右を伸ばしたヴァレンティノフが、右に回る。ヒザ蹴りのストゥーラ、ヴァレンティノフがボディにワンツーを入れる。
残り30秒、右ローから前に出るストゥーラ。右に回っていたヴァレンティノフがシングルから、足をリリースしてワンツーを放つ。ストゥーラが組んでいったところでタイムアップに。結果、ヴァレンティノフが3‐0の判定勝ちを収めた。