【Strikeforce】6/6 二大契約体重大会にランデルマン出場
新生ストライクフォース、レギュラーイベント第二弾「Lawler vs Shields」にケビン・ランデルマンが出場することが、8日(金・現地時間)に正式発表された。これで、SHOWTIMEで中継されるメインカードは5試合が発表されたことになる。
【写真】セントルイス大会のポスター。キャッチウェイトが2試合行われ、ストライクフォースのタイトル戦は今のところ発表カードには含まれていない (C) Strikeforce
かつてプロレス団体NWAの総本山と言われたミズーリ州セントルイスのキール・オーデトリアム跡に建てられたスコットトレード・センターで6月6日(土・同)に行われる同大会。早々にメインイベントのエリートXC世界王者対決となるロビー・ローラー×ジェイク・シールズ戦が発表され、その後も続々と興味深いカードが発表されている。
エリートXC時代からストライクフォースのエースとなったニック・ディアズは、4月11日のサンノゼ大会に引き続き登場となり、今回もまた前回のフランク・シャムロック戦と同様にキャッチウェイトでスコット・スミスと戦うことになった。
【写真】フランク・シャムロックを寄せ付けなかったニック・ディアズだが、果たしてスコット・スミスにヘタウマ打撃は通じるか (C) Strikeforce
実力測定が難しいレジェンドファイターのフランクと違い、ここ2試合でテリー・マーティン、ベンジー・ラダックから連続KO勝利を収めている1階級以上重いファイターとの戦いは、リスクの高い一戦となる。
この他、大会ポスターにあるように一度はヘナート・ババルの持つライトヘビー級世界王座挑戦が発表されたハファエル・フェイジャオンだが、実現に至らずジャレッド・ハマンとの対戦となった。
ともにエリートXCで実績を積んだ両者の対戦、デビュー以来7連勝中のフェイジャオンに、対するハマンも10勝1敗という抜群の成績を残しており、この試合の勝者は是非ともババルへの挑戦を実現させてほしい。
【写真】かつてUFC時代にはウェルター級王座挑戦権を計量失敗で失ったこともあるリッグス。今後につながる勝利を挙げたいところだが、階級を下げたバローニのパンチ力も気になる (C) MMAPLANET
また、王座が空位のウェルター級では、ジョー・リッグスとフィル・バローニが対戦する。当初、メインに出場するシールズとの対戦が予定されていたリッグス。シールズがウェルター級戦線に戻ってきたときに、タイトルを争う権利を得るためにもバローニは負けられない。
【写真】年に1度のペースでの試合となっているランデルマン。コンディションはどこまで上がっているのかも勝敗を分ける鍵を握っている (C) Ringsport
以上の4試合に加えて、今回発表となったランデルマンの参戦は、2006年10月のPRIDE USA大会以来の米国での試合となる。マイク・ホワイトヘッドは、IFL時代にUFCライトヘビー級で台頭中のクリストフ・ソジンスキーに勝利したこともあるグラップリング・ファイターで、米国重量級にしては珍しい足関節の使い手。ラッシングパワーでランデルマンも負けていないが、楽な試合とはなりそうもない。
エリートXCで名を上げたジナ・カラーノやキンボの出場こそないが、エリートXCでも、以前のストライクフォースでもない、新しい色を模索中という印象を受ける実力派中心のラインナップといえるだろう。
■Strikeforce Lawler vs Shields 予定メインカード
<182ポンド契約/5分×3R>
ロビー・ローラー(米国)
ジェイク・シールズ(米国)
<179ポンド契約/5分×3R>
ニック・ディアズ(米国)
スコット・スミス(米国)
<ライトヘビー級/5分×3R>
ケビン・ランデルマン(米国)
マイク・ホワイトヘッド(米国)
<ウェルター級/5分×3R>
ジョー・リッグス(米国)
フィル・バローニ(米国)
<ライトヘビー級/5分×3R>
ハファエル・フェイジャオン(ブラジル)
ジャレッド・ハマン(米国)