【WSOF34】岡見勇信、真価問われるポール・ブラッドレー戦決定!!
【写真】ハルク的なサンダーの勝利の雄叫び。かつえは陸上100×4リレー陣よりも、先に刀ポーズを駆使していた岡見。再び、北米のケージで勝ち名乗りを受けることができるか (C)MMAPLANET
13日(火・現地時間)、WSOFより11月12日(土・同)にコロラド州ラブランドのバドワイザー・イベンツセンターで開催されるWSOF34に岡見勇信が出場し、ポール・ブラッドリーと対戦することが発表された。
岡見にとって昨年10月にジョン・フィッチに敗れて以来、13カ月振りの米国での試合となる。今年は桜井隆多戦、鈴木慎吾戦とDEEP、そしてパンクラスで日本人選手を相手に戦い、圧倒的な強さをもってメジャーリーガー振りを見せつけた岡見が、再び北米制覇に動き出す。
対戦相手のブラッドリーはキャリア23勝6敗で、アイオワ大時代にはオールアメリカンに2度輝き、NCAAでも4位になっているレスリング出身のファイターだ。これまでBellatorを主戦場にしており、UFCでは2戦2敗。踏み込みの強さとKOパンチを持っており、岡見が鈴木との試合で見せたような、打撃でのプレッシャーを与えることができるかどうかが、大きな焦点となる。
打撃で距離を支配されると、スプロール能力も高いブラッドリーは組み付いて倒すことは非常に困難になる。気になるのはブブラッドリーがアライアンスMMA所属ということ。サンディエゴの名門ジムは岡見が2013年夏に長期滞在していたジム。名将エリック・デルフィエロは当時の岡見の全てを知り抜いているといっても過言でない。
つまりブラッドリー戦は、岡見にとって国内で積み上げてきたウェルター級ファイターとして真価が問われる一戦だ。開催地ラブランドは標高1500メートル越えの高地だが、岡見はラブランドの南50キロにあるデンバーで開かれたUFC150でバディ・ロバーツを破っており、この時の経験がいきるか。とにかく北米MMA界で生き残りを賭けたブラッドリー戦となる。
なお同大会では既にWSOF世界ウェルター級王座決定戦としてジョン・フィッチ×ジェイク・シールズの渋々対決が決まっており、今回の岡見×ブラッドリー戦と同時にジョシュ・コープランド×スメリーニョ・ラマのヘビー級戦が組まれることも明らかとなっている。