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【PXC40】テイクダウンで圧倒した加藤がPXC連勝を収める

2013.10.25

Chuji Kato vs Tyrone Jones

【写真】初回のアームロックを防がれ、この日はトップキープに徹しきようと判断したという加藤(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
加藤忠治(日本)
Def.3-0
タイロン・ジョーンズ(グアム/米国)

今回がPXC2戦目となる加藤はパンチで突っ込むジョーンズに組みつき、四つ組からテイクダウンを奪う。インサイドガードで上になると、足を一本超えてアームロックへ。これは失敗に終わるが、足をすくってスイープを狙うジョーンズをしっかりと寝かせる。ジョーンズがクローズドガードに戻したところでレフェリーはブレイクを命じた。再開後、左フックを強振するジョーンズ。ダッキングして組みついた加藤は先ほどと同じように四つ組からテイクダウンすると、インサイドガードから身体を起こしてパンチを落とす。

2R、大振りのパンチを振り回すジョーンズ。組みついた加藤は足をかけてテイクダウンし、インサイドガードからパンチを落とす。ジョーンズも下からヒジ打ちを入れ、脇を差して組みつくが、加藤は突き放す。立ち上がってパスガードを狙う加藤。逆マウントのような形で上のポジションを取ると、ジョーンズの動きに合わせてバックにつき、アームロックやチョークを仕掛ける。結果、再びインサイドガードで上になり、立ち上がろうとするジョーンズの後ろについて、ハーフバックからチョークを狙う。加藤を前方に振り落とし、ジョーンズがトップを取ったところでラウンド終了となった。

Chuji's throwing【写真】最終ラウンドには内股のような投げでトップを奪う。最後は気持だけでもパスから極めという展開にトライして欲しかった(C)MMAPLANET

3R、ここも加藤が開始直後にジョーンズをテイクダウン、インサイドガードからパンチを落とす。立ち上がってパスを狙う加藤だったが、結果的にジョーンズのクローズドガードに収まり、ブレイクとなる。再開後、加藤が豪快にジョーンズを投げ、テイクダウンを奪うが、ハーフガードからのアームロックは極まらず。最後はインサイドガードの状態で試合終了のゴングを聞いた。ジョーンズのディフェンスを崩せなかった加藤だがテイクダウンで圧倒し、PXC連勝を収めた。

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