【Bellator98】ミドル級T開幕。逆転フィルキンスが謎の乳首摘み
<シーズン9ミドル級T準々決勝/5分3R>
ペリー・フィルキンス(米国)
Def.3R4分10秒by リアネイキドチョーク
ジャスティン・キンボール(米国)
いきなり左ハイを見せたキンボール。これをブロックして、フェルキンスがワンツー、右ローを蹴り込む。キンボールは後ろ回し蹴りを放ち、トリッキーなステップから右ストレートを打ち込む。ジャブからストレートと、正統派のフィルキンスに対し、キンボールがワンツー、右ハイを繰り出す。スイッチを交えるキンボール、フィルキンスはワンツーから右ローと対角線コンビネーションで対抗する。
頭を下げながら飛び込み左を打ち込んだフィルキンスだが、直後にやや遠い距離からのダブルレッグで尻餅をつく。すぐにケージを使って立ち上がったフィルキンス、直後に再度ダブルレッグでテイクダウンを許す。バックに回ったキンボールは、ケージ際でシングルに移行しスッと距離を取るなど、フィルキンスを削っていく。キンボールは下がりながらローや前蹴り、右ジャブのフェイントとフィルキンスにフラストレーションを与える。
振りが大きくなるフィルキンスは、右フックのフェイントからまたもダブルレッグで尻餅をつかされる。立ち上がってヒザを入れ、距離を取ったキンボールは、バックキックを繰り出す。パンチの連打で前に出てきたフィルキンスに4度目のテイクダウンを決めたキンボールが、初回を取った。
キンボールの左ミドルでスタートを切った2R、スイッチから組みつきバックに回ったキンボールが、後方からヒザを突き上げる。腰をコントロールして倒しにかかったキンボール、バランスをキープしたフィルキンスがこの試合、初めてトップを取る。足を一本抜いたフィルキンスが肩パンチを連続で見せるも、キンボールがブリッジからバックを取って立ち上がる。腰にヒザを入れるキンボール。フィルキンスはスイッチから向き合いキンボールを抱え上げる。
緩いギロチンを仕掛けたキンボールをスラムで叩きつけたフィルキンス。キンボールも一度は立ち上がるが、自ら引き込んでクローズドガードへ。細かいパウンドから、勢いのある右を落したフィルキンスは、何を思ったが体を捻りながらジャンプしパウンドを狙う。キンボールが、蹴り上げ立ち上がる。直後のダブルを潰したフィルキンスは、バックからガードを取ろうとするキンボールからマウントを奪う。背中を見せ、体が伸びたキンボールはパンチを連打されるが、タイムアップに救われた。
最終回、左ジャブから右アッパー、スイッチして左ミドル&右前蹴りを繰り出すキンボール。続いて二段蹴りから、左ローと下がりながら手足を出し続ける。オーソに戻し、右ストレートを伸ばしたキンボールは引き続き下がりながら打撃を出すも、フィルキンスのラッシュにケージに押し込まれ、テイクダウン狙いも失敗する。
続くテイクダウン狙いも切られ、引き込んだキンボール。逆転判定負けパターンにハマる。ハーフから暴れたキンボールは、足がばたつきパスを許す。さらにブリッジをすかされ、バックを許したキンボール。フィルキンスは足をフックしてRNCを狙いつつ、時間の経過を待つ。残り1分、マウントに移行したフィルキンスは、再び背中を見せたフィルキンスにRNCを仕掛けると、キンボールは勝負を諦めたかのように即タップ。足を引きずりながら、勝利の雄叫びをあげ、なぜか両方の乳首を摘まんだフィルキンス。逆転でトーナメント準決勝進出を決めたが、引きずっている足が気になるところだ。