【UFC196】ケージに押し込まれエルボー連打、離れて右ハイでミランダがTKO勝ち
<ミドル級/5分3R>
ヴィトー・ミランダ(ブラジル)
Def.2R1分09秒by TKO
マルセロ・ギマリャエス(ブラジル)
試合開始直後に左ハイを見せたミランダに対し、組みついていったギマリャエス。ダブルレッグから担ぎ上げるも、ミランダはスクランブルに持ち込む。懸命にミランダを押し込むギマリャエスに非情にもレフェリーがブレイクを命じる。離れると左ジャブ、左ミドルと回りながら打撃を入れるミランダだったが、ギマリャエスは粗いフックを連打してテイクダウン狙いへ。一瞬、体が浮きそうになりつつ上手くケージを使って防いだミランダが体を入れ替える。
一転、テイクダウンを取られそうになったマガリャエスが再び押し込むが、またもブレイクが掛かる。ハイキック、ローキックから右アッパー、左ボディフックを入れたミランダが打撃戦をリードした。
2R、ギマリャエスの前蹴りに右フックを打ち込むミランダ。綺麗な打撃のミランダに対し、粗いがパワフルなギマリャエスはそのまま組みにつなげる。首相撲を嫌がり、ダブルを仕掛けたギマリャエスの頭部にエルボーを連打したミランダは、オーバーフックからパンチを続けると、離れて右ハイキック一閃。見事に頭部を蹴り抜き、直後にワンツーを入れたところで、レフェリーが割って入りギマリャエスを守った。