【Bellator97】もう一人の決勝進出はレオーネ、RNCでバカ下す
<2013サマーシリーズ・バンタム級T準決勝/5分3R>
アンソニー・レオーネ(米国)
Def.3R1分07秒by リアネイキドチョーク
フランク・バカ(米国)
アルバカーキからの出場となるバカに大きな集まるなか、レオーネがローを重ねていく。粗い左右のフックをレオーネが見せ、左ローを続ける。右フックで前に出るレオーネ、ステップバックしたバカが左ローを返す。レオーネは右のアウトサイドローを蹴り込み、再びフックへ。レオーネのローが続くなか、リーチの長いバカが自分の距離を取りあぐねる。引き続き左右のローを入れるレオーネが、バカの右ミドルをキャッチしてパンチを入れる。
残り90秒を切り、左を振るって前に出たレオーニにバカの右がヒット。ダウンを奪ったバカがパウンドの追撃をいれるとレオーネはシングルレッグから起き上がる。ケージにバカを押し込んだレオーネは、逆の足にシングルを仕掛け、ピンチを凌いでタイムアップに持ち込んだ。
2R、再びローで試合を組み立てるレオーネは、フックでなくストレート系のパンチを見せるようになる。ワンツーからシングルに出たレオーネ。ダブルに移行し、さらにハイクロッチへ。低い姿勢からシングルを続けるレオーネに対し、バカはケージを使ってテイクダウンを許さない。頭の位置を入れ替えレオーネは執拗にシングルレッグを続け、残り90秒でついに尻餅をつかせる。
背中を向けて立ち上がろうとしたバカのバックに回りたいレオーネは、足を一本フックしバカとケージの間にポジションを取る。強引なアゴに腕を回すレオーネが、バックを制した形でパンチを落し、2R終了を迎えた。最終回、サウスポーの構えから左ローを入れたバカがオーソに戻すと、レオーネは組みついてバックへ。そのままハーフバックからRNCを仕掛けると、背中が伸びたバカが溜まらずタップ。じっくりと攻めていたレオーネが、一気に試合を決めた。