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【FOX08】一進一退の熱戦、ハーマンに凱歌挙がる

2013.07.28

<ミドル級/5分3R>
エド・ハーマン(米国)
Def.2-1: 27-30, 30-27, 29-28
トレバー・スミス(米国)

スミスのローに左フックを合せて組みついたハーマン。体を入れ替えたスミスが押し込んでくるところにハーマンはアッパーを放っていく。ケージを背にしたハーマンはヒザを受けるも、ヒザを返しボディを連打する。スミスはヒザ蹴りを続け、細かい右フックを放つ。ヒザの蹴り合いから、距離を取った両者。ハーマンの左を受けたスミスの動きが止る。

ケージ際の組みから、再び距離を取った両者。今度はスミスの右がハーマンの顔面を捉え、腰が一瞬落ちそうになる。シングルレッグからアッパーを打ち込んだハーマンだが、スミスは組んでヒザへ。残り1分、スミスは右をヒットさせたが、前に出てくるハーマンにテイクダウンを仕掛け失敗。最後は首相撲からヒザをボディに受け、アッパーから左フックを受けたスミスが、左目から流血し初回を戦い終える。

2R、組んできたスミスをがぶったハーマンだが、ここを逃れたスミスが立ち上り際に蹴りを見舞う。蹴り足を掴んでパンチを入れるハーマン。組みついたスミスが首投げを狙うと、潰して逆にケージに押し込む。距離を取った両者、目を気にし始めたハーマンだが、レフェリーはアピールを流す。2度目のアピールで注意を受けたスミスは、ダブルレッグからケージ際で尻餅をつかせる。左ワキを差して立ち上がったハーマン、距離を取るも右を受ける。ヒザ蹴りからフックを振り回すスミスに対し、ハーマンがダブルレッグダイブへ。これを切ったスミスはボディやアッパーを受けながらも、ハーマンをケージに押し込む。

残り30秒でダブルレッグを決めたハーマンは、首を抱えられながらサイドに回るも、ここで2Rが終了した。最終回、スミスのローに右を合わせたハーマン。左を2発入れたスミスは、ハーマンのテイクダウン狙いにギロチンを合わせる。首を抜いたハーマンは肩固めからニア・マウントへ。逆サイドへ回り込もうとしたハーマンだが、足が抜けず肩固めも外れてしまう。

スタンドに戻った両者、疲れが目立つなかハーマンが右を伸ばす。スミスも左を返し、距離を取り直すとダブルレッグへ。これを切ったハーマンが、逆にスミスをケージに押し込んでヒザ合戦へ。残り90秒、打撃の間合いに戻るとスミスのローが、ハーマンの急所を直撃し試合は一時中断へ。再開後、スミスは頭を下げながら左フックをヒットさせる。シングルを切られたハーマンは、ハイキックに負けず詰めてヒザ蹴りからボディの連打、ダーディボクシングで攻め込む。

ヒザを返したスミス。残り25秒で間合いを取り直すと、スミスの左フックがヒットする。直後にタイムアップを迎えた一戦は、30-27、27-30とジャッジが割れたあと、29-28で最後のジャッジの支持を得たハーマンの判定勝ちとなった。

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