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【UFC160】ドスサントス、ハントを後ろ回し蹴り&パウンドで葬る

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
Def.3R4分18秒 by TKO
マーク・ハント(ニュージーランド)

慎重な立ち上がりの両者、1分が過ぎハントがローを見せるもドスサントスがかわす。打撃戦を展開する気配のシガノは、前に出るところを左ジャブで行く手を阻まれる。距離を詰めたハントが左を振るうが、これは距離が合わない。と、離れた位置からシガノが伸ばした右でハントがダウン。ここは慎重に攻めたシガノは距離を取り直すと、持ち直したハントが再びプレッシャーを掛け始める。

左ジャブを伸ばすハントは、返しの右を振るうもドスサントスは外して、右を繰り出す。予想以上に踏み込みが早いハントだが、シガノは右ボディストレート。右ストレートを続けたドスサントスにハントが蹴りを見せる。いつパンチを受けてもおかしくない距離で、ボクシング戦を繰り広げるシガノは、ハントの右をよけて再び右をヒットさせるなど、初回をパンチで制した。

2R、右を振り回して距離を詰めるハントに対し、ドスサントスは左ジャブで牽制する。このジャブではハントの前進を止めることはできないが、右ストレートにつなげてハントを追い込む。場内のシガノ・コールのなかで、左ジャブをヒットさせ、ローを受けながらもドスサントスはスタンド戦を続ける。

と、右ストレートから左、さらに左ボディでハントを押し込むドスサントスが、軽快に左ジャブを打ち込み、ハントの前進にはスッと距離を取る。後ろ回し蹴りを見せたシガノ、ハントは左から右で距離を詰める。下がりながら左ジャブを見せるドスサントスに、ハントの左がヒット。思わす距離を取り直すシガノは、ここでシングルレッグからアッサリとテイクダウンを奪うと、ハーフから上腕を顔面に押し付けていく。

エルボーを落したシガノは、右のパウンドを単発で落しトップキープ。ワキ差しパスからサイドを取り、最後はハントを逃して立ち上がり際にパンチを狙いながら2R終了を迎えた。

最終回、ハントが思い切り右を振るうが、シガノは見切って距離を取る。それでもケージには詰まりたくないドスサントスは、ケージ中央でジャブを繰り出す。パンチのプレッシャーが強いのはハント、ドスサントスは左に回りながら、間合いを外す。この距離を詰めることができないハントが左ハイを見せるも、これも距離は合わない。

シガノは左ジャブから、思い切り右を振るいスッと距離を取り直す。 左ジャブを受けても前に出続けるハントだが、さすがに右は警戒しないといけない。シングルのフェイクを入れたシガノだが、やや疲れたか動きは2Rよりも重い。ハントも大振りが目立ってくるなか、試合は残り990秒に。

と、ここでシガノの左フックがヒット。一気呵成に前に出ると、ハントも思い切りパンチを振るってくる。と、ドスサントスは左の後回し蹴りでダウンを奪うと、思い切り右のパウンドを落し、一気に試合を決めた。

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