【UFC FX08】リネケル凱旋TKO勝利。母国で圧倒的な強さみせる
<フライ級/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
Def.2R1分07秒 by TKO
アザマット・ガシモフ(ロシア)
試合はガシモフの前蹴りスタート、すぐにリネケルが強烈な右を振り回す。右ボディフックから、ワンツーを伸ばしたリネケル。右ストレートがガシモフの顔面を捉え、ダウンを奪う。パウンドを受けながら立ち上がったガシモフが、ボディロックからテイクダウンに成功する。すぐに立ち上がったリネケルは、ガシモフのダブルレッグを切りかえしトップを奪取する。
ガードからエルボーを繰り出すガシモフの立ち上がり際に、右フックをリネケルがヒットする。スタンド戦に戻ると、両者の左が交錯し、リネケルの右ボディフックがガシモフを襲う。ガシモフはパンチの打ち合いになるや、リネケルの圧力に押されたようにテイクダウンを狙う。スクランブルの攻防のなかで、金網を掴んだと判断されたガシモフは、ペナルティを受ける。直後に右フックで2度目のダウンを奪ったリネケルが初回を大きくリードした。
2Rに入ってもパンチから右ミドルでプレッシャーを与えるリネケルが、ボディフックでガシモフをケージ際に追い込む。そのボディで尻餅をついたガシモフにパウンドを連打し、TKO勝ち。リネケルが母国で圧倒的な強さを見せつけた。