【TUF17】1Rの危機脱したサマン、首相撲でケーシー沈める
<ミドル級/5分3R>
ジョシュ・サマン(米国)
Def.2R2分17秒 by TKO
ケビン・ケーシー(米国)
思い切りパンチを振るいバランスを崩したケーシーだが、直後に三角絞めの態勢に入りサマンをタイトに絞めつける。ケーシーは腕十字に移行すると、サマンがスラムを2度見せて腕を引抜く。パウンドを落すサマンに対し、リバーサルを決めてトップを取ったケーシーがパウンドを落していく。
ケージに詰められクローズドガードを取った状態でパウンドを受けるサマンだが、スイープを仕掛けるシーンも。バランスをキープしたケーシーはハーフからパンチを落すも、サマンがここで立ち上がる。残り30秒、首相撲からヒザで反撃に出たサマンに支え釣り込み足を見せたケーシーが初回を制した。
2R開始早々からサマンが首相撲の態勢にとり、ヒザを放っていく。パンチを返すだけで、首相撲を解けないケーシーは、顔面に二―を受けるとヒザから崩れてしまう。背中を見せたケーシーは何とか立ち上がってみせるが、ボディへのヒザで苦しげな表情を浮かべる。右のヒザを2発、左を1発入れたサマンは、思い切り右ヒザを顔面に突き上げる。ついにキャンバスに崩れた落ちたケーシー、追撃のパウンドを受けるとレフェリーが試合をストップしサマンが、UFCデビュー戦でTKO勝ちを手にした。