【Bellator95】15分に及ぶ壁際の攻防を制し、グッドがリベラ破る
<ウェルター級/5分3R>
ライモン・グッド(米国)
Def.3-0:30-27, 30-27, 29-28
ダンテ・リベラ(米国)
いきなり右を伸ばして、距離を詰めたグッド。リベラは首相撲からヒザで対抗する。ヒザの裏に手を掛け、テイクダウンを狙ったリベラがダーティボクシングへ。頭を押し付けるグッド、試合は残り2分に。ここでグッドが首相撲からボディに2発、ヒザを突き上げる。さらにショートアッパーを見せるグッド。リベラも再び首相撲の態勢に入り、ヒザを狙う。グッドもヒザを返し、リベラを押し込み続ける。ケージ際のレスリング&首相撲の攻防が続いた1R。残り10秒でシングルレッグからヒザをつかせ、立ち上がり際にパンチを振るっていったグッドのラウンドとなった。
2R、サウスポーのリベラに対し、グッドは右ハイから距離を詰め、初回同様ケージに押し込んでいく。リベラは押し込まれながら、細かいパンチを見せるも壁から離れることができない。リベラの首相撲からヒザ、グッドはボディフックを連打し、ケージ際の攻防が続く。胸を放したグッドが、ヒザからフックを連打し再び組みついていく。動きが封じ込まれたリベラ、何とか押し返してフックを見せるも、すぐにケージに押し込まれてしまう展開が続いた。
3Rも同じような展開に終始し、ケージに押し込まれたリベラは首相撲からのヒジもディフェンスされ、厳しい展開が続く。逆に首相撲からヒザをグッドが入れ、すぐに頭をリベラの顔の下に押し込み、ケージに固定していく。ショートアッパーのリベラを繰り出すが、逆にショートの左を連続で顔面に受ける。と、グッドのヒザが急所に入り、ブレイクが掛かる。試合はケージを離れて再開されるが、グッドが組みつきすぐに同じ展開に。
残り30秒、左フックを振り回すリベラだが、距離が近すぎてクリーンヒットしない。逆にリベラの首相撲で、距離が開くとグッドが右フックを連続で打ち込む。たまらず距離を取ったリベラ、ここでタイムアップとなりグッドが3-0の判定勝ちを決めた。