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【Ballator】ロンバード返上王座懸け、シュレメンコ×ファルカォン

2013.02.06

Shlemenko vs Falcao

【写真】打撃でプレッシャーを与え、回転系のパンチや蹴りで勝負に出ることもあるシュレメンコと、バック奪取に懸けたいファルカォン(C)MMAPLANET&KEITH MILLS

7日(木・現地時間)、ジョージア州ダルースのグヴィネット・センターで開催されるBellator MMA(88)。シーズン8フェザー級トーナメントが開幕する同大会のメインは、Bellator世界ミドル級王座決定戦が組まれている。

UFCに活躍の場を移したヘクター・ロンバードが返上したタイトルを賭けて戦うのは、アレキサンダー・シュレメンコとマイケル・ファルカォンの2人。シーズン2トーナメントで優勝し、2010年10月にロンバードに挑戦し、判定負けを喫しているシュレメンコだが、この敗戦移行は現在まで9連勝中で、通算戦績も46勝7敗を記録している。

9連勝のなかには2度目のトーナメント制覇となったシーズン5やインド=SFLで挙げたセレル・ガレシック、ミノワマンに圧勝した試合が含まれている。スピニングバックフィスや後ろ回り蹴りなど、回転系の打撃が注目されるシュレメンコだが、ミノワマンの肋骨を折ったミドルも相当な破壊力を持っている。

一方、ファルカォンはシーズン5トーナメントを制したブラジリアン。25勝3敗の成績を引っ提げUFCで白星デビューを飾った。しかし、02年に起こした暴行の罪で保護監察下にあったが、一時期姿をくらましたかどでリリースされた。その後、4日間の拘留後、執行猶予処分となった後、ベラトール・デビューを果たしている。

組んでからのねちっこい展開や、ギロチンからのエスケープなどグラップリングで強味を発揮するファルカォンだが、ジムメイトの活躍とともに打撃の勢いが増す一方のシュレメンコの制空圏に如何に踏み込むことができるか。ファルカォンとしては、組んでからバックに回ってシュレメンコを削っていきたいところだが、打撃を警戒するあまり距離を取るファイトを展開するようだと、反対にその打撃の餌食になるだろう。

■Bellator MMA SpikeTV対戦カード

<Bellator世界ミドル級王座決定戦/5分5R>
アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)
マイケル・ファルカォン(ブラジル)

<フェザー級T準々決勝/5分3R>
マルロン・サンドロ(ブラジル)
アコップ・ステパーニャン(ロシア)

<フェザー級T準々決勝/5分3R>
ファブリシオ・ゲレイロ(ブラジル)
マゴメドラスル・カスブラエフ(ロシア)

<フェザー級T準々決勝/5分3R>
ミッチ・ジャクソン(米国)
マイク・リッチマン(米国)

■主なBellator プレリミ&ポストTVファイツ対戦カード

<フェザー級T準々決勝/5分3R>
アレッシャンドリ・ポポ(ブラジル)
ジェナイル・ダシウバ(米国)

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