【UFC FOX06】柔術の強さを見せつけたナタウ、きっちりと一本勝ち
<ミドル級/5分3R>
ハファエル・ナタウ(ブラジル)
Def.2R2分13秒by 肩固め
ショーン・スペンサー(米国)
単発の打撃から距離を取る、組みついては離れるという展開が続いた初回。左を打ち込んだスペンサー、ナタウは尻餅をつく。すぐに立ち上がり、バックブローを空振りしたナタウだが、終盤に左を打ち込み、テイクダウンから一気にマウントを奪取。足を戻されながらもパウンドを落した。
2R、後回し蹴りを空振りしたナタウは、左を伸ばす。スペンサーも右を振るうも、空振りに。直後にナタウが組みついてテイクダウンを奪う。起き上がったスペンサーにギロチンを仕掛けたナタウ。首を抜いたスペンサーがケージを背にして立ち上がる。再びテイクダウンに成功したナタウは、インサイドガードで細かいパンチをボディに入れる。
立ち上がろうとしたスペンサーの左手首を背中越しに掴み、右手でがら空きの顔面にナタウがパンチを連打する。思わず背を向けたスペンサーにリアネイキドチョークを仕掛けるも、ここは時間に遮られてしまった。
最終回、スイッチを入れながら、組みついてすぐにテイクダウンしたナタウ。サイドから貼り付けポジションを取り、エルボーを連打する。スペンサーはブリッジをするが、態勢を入れるかえることができず右エルボーを受け続ける。と、ナタウはアメリカーナからマウントへ、そのまま腕をしぼると、肩固めへ。スペンサーがタップし、最後は得意分野でしっかりと試合を決めた。