【Glory04】本命シュルトも、HKT48指原莉乃は「ヒー・イズ・パァ」
【写真】左からレミー・ボンヤスキー、ピーター・アーツ、セーム・シュルト、3人合わせてK-1優勝10度を数えるチャンピオン・トリオ。ピエール・アンドゥランド代表、マーカス・ルアーMDのGSI首脳。そしてファビアーノ・サイクロン、コウイチ・ペタス、佐藤嘉洋の日本勢。アンドゥランド代表は「世界の90パーセントのトップ選手と契約した」と会見で話している (C) WORLDKICKs
20日(木)、東京都渋谷区のアイアシアター・トーキョーで、グローリー・スポーツ・インターナショナルが記者会見を行い、12月2日(日)、千葉の幕張メッセで行われる「GLORY4 Tokyo GRANDSLAM HEAVYWEIGHT」開催を正式発表した。
まず会見にはGSIのピエール・アンドゥランド代表が日本のメディアにGloryについて語り、そのなかで来年は世界各国で14大会に加え、日本ではRoad to Gloryを3大会、最低でも17イベントを開くという展望を語った。
さらに開催階級は65kg、70kg、85kg、95kg、ヘビー級の5階級でトーナメントと、ヘビー級と70キロ級では16人参加のグラウンドスラム・トーナメントを行い、「真の世界最強を決める」方針を明らかにした。
続いてマイクを握ったマーカス・ルアーMD(マネージングディレクターが)が、今年のグラウンドスラムの出場選手を発表し、トーナメントの新フォーマットの説明に入った。試合時間は準決勝までが2分×3R、決勝は3分×3R。トーナメントはGlory独自のポイント換算方法(※会見で詳細の発表はなかった)を用い、ランキングを16位まで制定。トップ4は各ブロック別に振り分けられ、5~8位の選手は抽選の結果、4つのブロックに振り分けられ、これでトーナメント初戦の片一方の枠が埋まることに。
残る9~16位の選手がここでも抽選によって振り分けられ、対戦相手が決定するという方式が発表された。このワンナイトトーナメントにシュルトは会見で「空手時代のようにたくさんの試合ができる」と歓迎の意向を表し、会見後の個別取材でレミー・ボンヤスキーは「非常にスポーティで、誰にも公平なトーナメントだ」と語っている。
一方、今回のGloryとのマルチイヤー契約をしているアーツは、会見後の取材で「これが、トーナメントは最後の挑戦。あと6イベントに出場し、引退試合は東京で行いたい」と、最後の戦いに挑む決意表明をした。
また会見ではGloryが正式発表している11月3日のGlory03ローマ大会出場の佐藤嘉洋、そして10月5日のブリュッセル大会に出場が決まったとして、ファビアーノ・サイクロン&コウイチ・ペタスの両選手もステージに上がっている。
【写真】「ヒー・イズ・パァ」と明るく話す指原莉乃に記者陣からも、笑い声が起った (C) WORLDKICKs
その後、HKT48の指原莉乃がスペシャル・ゲストとして登場、司会者の出場3選手をジャンケンに例えてという無茶振りにも、英語を駆使し「(ボンヤスキー)・イズ・グゥ、ヒー(シュルト)・イズ・パァ」と元気に応えると、最後の一人がアーツだと分かると、「あ、アーツさんですか? 私、知っています」と最古参ファイターの知名度の高さを、アクシデント的に世に示すこととなった。16人、2分×2Rのワンナイト・トーナメントでキックボクシングは新しい時代に突入するのか――ある意味、歴史に挑むGloly日本大会だ。
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