【UFC179】パウンド勝利のマルドナドをアンデウソン・シウバが、金網の上で祝福
<ライトヘビー級/5分3R>
ファビオ・マルドナド(ブラジル/15位)
Def.2R4分06秒BY TKO
ハンス・ストリンガー(オランダ)
試合開始直後にテイクダウンを決めたストリンガーが、左エルボーを落す。ヒザ蹴りを入れて、マウントを狙うストリンガーが引き続きエルボーを放つ。マルドナドは頭を引き寄せたり、手首を掴むぐらいで反撃に移れないでいたが、左腕を差して煽っていく。続いてハーフから潜ってスイープへ。両者同体で立ち上がるも、額をカットしているマルドナドが、引き込むようにガードを取り直す。このまま初回が終了した。
2Rもすぐに組み付いたストリンガー、マルドナドは回って離れると左ジャブを入れる。連続で左ジャブを伸ばしたマルドナドにストリンガーが組みついていく。疲れが目立つストリンガーはスカされると、前方にバランスを崩しマルドナドの勢いのあるパウンドを受ける。動けないストリンガーの足を捌き、両膝をついた十分な態勢でパウンドを量産したマルドナドがTKO勝ちを収めた。レフェリーが試合をストップするとオクタゴンに駆け上がったマルドナドに続き、アンデウソン・シウバも金網の外からケージに駆け上がり勝利を祝福した。