【RFC19】富松が復活を賭し、ソン・ヒョギョンと対戦。ユン・ドンシクはラモスとサバイバルマッチ
【写真】Deep-Jewelsでは魅津希との決着──に敗れ王座を逃した富松が、海外初勝利を目指しソン・ヒョギョンと対戦する(C)MMAPLANET
12日(日・現地時間)、ROAD FCより11月9日(日・同)に韓国ソウルのオリンピックホールで開催されるRFC19にユン・ドンシク、そして日本の富松恵美が出場することが発表された。
既に日本から福田力が出場し、イ・ドルヒと対戦することが決まっている同大会。その福田のRFC2戦目の相手を務めた元PRIDEファイターのユン・ドンシクが、元UFCファイターのルイス・ラモスと対戦する。本来、ユン・ドンシクはホアン・ジュカオン・カルネイロと対戦予定だったが、ジュカオンは10月3日のバトルグランズMMAのワンナイト8人トーナメントに出場し優勝。しかし、この大会で負傷したことを理由に韓国での試合はキャンセルを申し入れてきた。
ジュカオンの代役としてユン・ドンシクと対戦するラモスは、これまでRFCウェルター級でチャ・ジョンファン、そしてキム・フンと戦ってきたが共にドロー。韓国人ファイターの成長を裏付けるような結果しか残せていない。そんな状況でミドル級に階級を上げるラモス、ユン・ドンシクとともに生き残りを掛けた一戦に臨むこととなる。
そして今回発表されたもう一つのカードがソン・ヒョギョンと富松の女子ストロー級戦だ。富松の海外挑戦は昨年8月のPXC=ケイリン・カーラン戦以来、1年3カ月振り。美貌&巨乳のキックボクサー、ソン・ヒョギョンは日本で辻結花、魅津希、藤野恵美という無謀ともいえるマッチアップで敗北を重ねてきたが、7月にMMA初勝利を挙げている。1勝4敗という戦績に惑わされることなく、富松はソン・ヒョギョンの打撃をかいくぐり(本人は真っ向からやりあう気でいるかもしれないが……)、しっかりと寝技で仕留め──同プロモーションで初めて勝ち名乗りを受ける女子日本人MMAとなってほしいものだ。
なお、同イベントはチャ・ジョンファンがアレッシャンドリ・バロスのウェルター級戦、イ・グァンヒ×ムン・ギボムのライト級戦などが予定されている。