【UFC150】カイパーが難敵ハマンに殴り勝つ
<ミドル級/5分3R>
マイケル・カイパー(オランダ)
Def.2R2分16秒 by TKO
ジャレッド・ハマン(米国)
デンバー出身のハマンに大きな声援が集まるなか、そのハマンが左ローからジャブと軽快な攻めを見せる。テンカオ、左ミドルとオランダ人相手に打撃で攻めるハマンに対し、カイパーはジャブを受けながらも、右を振っていく。
蹴りを織り交ぜるハマンに対し、距離を詰めてスピードに乗ったパンチを見せるカイパーは、組みついてケージ際で大腰でテイクダウンを奪う。ハマンはすぐに立ち上がると、胸を合せてヒザを突き上げる。カイパーの右ローで、動きが止ったハマンは右フックを受けてバランスを失う。
ワンツーで抵抗したハマンだが、さらにパンチ受けるとたまらず組みつく。残り1分、ワンツーに右を合わされたハマンは、ふらついて後退するとアッパーをヒットされ、左ハイまで受ける。テイクダウン狙いを切られたハマンだが、カイパーの打ち疲れか手打ちが目立ってくる。最後の10秒は、両者ガードの無視のような殴り合いとなった。
2R、ハマンの左足に狙いを定めたかのようにカイパーが、左右のローを放っていく。左インサイド・ローを受けながら、ワンツーを入れたハマンだが、カイパーがここで前へ。左右のフックを打ち込むと、ハマンのパンチに左を合せてダウンを奪う。
組み合いのなかでパンチを見せるハマンに、幾度となく左フックをカイパーが打ち込んでいく。最後は左フックに右を合せたカイパーが、難敵ハマンをTKOで下した。