【Award】2012年上半期ベストイベント=UFC 1位~5位
【写真】ブラジル大会の会場は、常に大盛り上がりで地元ブラジリアンの強さも半端ない
2012年上半期MMA Awards、第9弾はベストイベント=UFC編。上半期だけで16イベントに加えて、TUFシーズン15のライブファイトを行ったUFC。上位5位は同率1位が3イベントに挙がるほど、甲乙つけがたい好大会が続出した。
Photo by GONGKAKUTOGI & MARCELO ALONSO
<ベストイベントUFC第1位>
1月14日ブラジル・リオデジャネイロ
HSBCアリーナ
UFC142「Aldo vs Mendes」
2012年のUFCは、ブラジル大会で戦いの幕が切って落とされた。メイン、アルド×メンデス衝撃の結末。今もブラジルで高い人気を誇るベウフォートに加え、実力ナンバーワン国家らしくプレリミから非常にレベルの高い試合が続いた。
<ベストイベントUFC同率1位>
1月14日日本 埼玉
さいたまスーパーアリーナ
UFC144「Edgar vs Henderson」
ズッファになって初めて行われたUFC日本大会。2万人に及ぶファンが詰めかけ、公開計量にも2000人以上が集まり、空前の盛り上がりをみせた。日本人ファイターが集結した大会のメイン=ライト級世界戦エドガー×ヘンダーソンの激闘にファンは熱狂した。
<ベストイベントUFC同率1位>
5月26日米国ネヴァダ州ラスベガス
MGMグランドガーデン・アリーナ
UFC146「Dos Santos vs Mir」
UFC史上初となったPPV全てがヘビー級戦で揃えられた同大会。しかし、メイン出場のアリスターがステロイド検査で欠場し、雪崩現象のようにメインカードは全て変更された。結局、ドスサントス&ヴェラスケスという現有勢力トップが強さを見せつけている。
<ベストイベントUFC第4位>
1月20日米国テネシー州ナッシュビル
ブリジストン・アリーナ
UFC FX01「Guillard vs Miller」
FOX系列FXで中継された初めての大会のメインは、タイトル挑戦まであと一歩というところで、大事な星を落とした両者=ミラーとギラードの対戦。イーストン、ナルマゴメドフ、ブレネメン、モランゴなどコアファンには飽きない面子も揃っていた。
<ベストイベントUFC第5位>
2月4日米国ネヴァダ州ラスベガス
マンダレイベイ・イベンツセンター
UFC 143「Diaz vs Condit」
GSPの負傷によりタイトル戦回避により、スーパーボウル・ウィークエンドのメインはニック×コンディットの暫定王座決定戦に。そのGSPが北米ナンバーワン・ストライカーと認めるトンプソンがオープニングでUFC初戦を迎え、衝撃のKO勝ちを収めた。
<ベストイベントUFC同率5位>
2月15日米国ネブラスカ州オマハ
オマハ・シビックセンター
UFC Fuel01「Sanchez vs Ellenberger」
FXによりもパイの小さなFuel初メインカード中継大会はTUFシーズン1からの人気者ディエゴと地元オマハ出身のエレンバーガーがノンストップ・アクションを展開。シュトルーフ、ミオシッチは次戦でPPVカードへ進出、登竜門的イベントの位置づけとなっている。
・UFC 142 アルド vs メンデス DVD
・UFC 143 ディアス vs コンディット DVD
・UFC 139 ショーグン vs ヘンダーソン DVD