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【UFN48】ミス待ち+トップキープのフィリップス、失敗恐れずアタックしたドゥディエヴァに敗れる

<女子バンタム級/5分3R>
ミラナ・ドゥディエヴァ(ロシア)
Def.2-1:30-27, 29-28, 28-29
エリザベス・フィリップス(米国)

頭を振って左ジャブ、右ローを繰り出すフィリップス。ドゥディエヴァは待ちのファイトで、カウンターを狙う。左へ回るフィリップスに対し、ドゥディエヴァが自ら前に出て右を振るうも届かず、逆にフィリップスがカウンターを狙う。ドゥディエヴァは右を振るいながら前進して連打を見せ、頭を下げてパンチを出すフィリップスに組みつく。投げでヒザをつかされたフィリップスだが、すぐに立ち上がりケージ際で耐える展開が続く。ギロチンをスラムで返したドゥディエヴァが、テイクダウンに成功。

残り90秒、立ち上がろうとしたフィリップスのバックに回り込もうとしたドゥディエヴァだったが、やや強引で背中を取り切れずフィリップスが胸を合わせる。ガードのドゥディエヴァが、腕十字、防がれるとヒザ十字を狙う。フィリップスは後方から勢いのある右のパウンドを落とし、ラウンドを締めくくった。

2R、大きく距離を取って右へ回るフィリップス、特に追いかけないドゥディエヴァ、両者にレフェリーからファイトの声が掛かる。大きな左フックを空振りしたドゥディエヴァは、右フックの連打からヒザ蹴りをボディに入れ、首投げへ。投げ切ったが、フィリップスの体がケージに当たりバックを許す。再び強引に投げに掛かったドゥディエヴァ、ここは強引過ぎて下になりガードを強いられる。クローズドガードのドゥディエヴァに、フィリップスがパウンドを落す。ドゥディエヴァはここでもヒザ十字へ。フィリップスはガードのなかに収まり、右のパウンドを3発落すも全てが肩の外側で的を外している。続く左は顔面を捉えるも、手数が少ないままこのラウンドも終了した。

最終回、またもUFC史上最大とも思える距離を取るフィリップス。ドゥディエヴァもファイトの声の後で前に出るも、フィリップスがバックへ。胸を合わせたドゥディエヴァがケージに押し込みボディロックから後方にテイクダウン。マウントを狙うもブリッジさらに、下になったドゥディエヴァは、積極的に三角絞めを狙う。サブミッションの仕掛けも、精度は低くこれも失敗し、サイドを失う。そして試合はフィリップスがトップを取ると、動きが止まるという2Rと同じ展開に。残り30秒を切ってもサイドをキープし、右のエルボーを時折り見せるのみのフィリップス。残り10秒も抑えに徹し、タイムアップを迎えた。結果、スプリットながら失敗を恐れず、アタックに出たドゥディエヴァが判定勝ちを収めた。

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