TUFシーズン8、栄冠はエスクデロ&ベイダーに
12月13日(土・現地時間)米国ネバダ州ラスベガスのザ・パールでは、TUF8フィナーレ『The Ultimate Fighter Finale』が開催された。
【写真】フィリップ・ノヴァーを下したエフライン・エスクデロが、シーズン8ライト級優勝の栄冠を勝ちとった (C) ZUFFA
米スパイクTVによるリアリティショー、ジ・アルティメットファイターもシーズン8のフィナーレを迎えた。9月から始まった今シーズンでは、UFC暫定世界ヘビー級王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとフランク・ミアーをコーチに据え、優勝者に贈られるZUFFAとの6桁契約を目指し、シーズン4以来となるライトヘビー級&ライト級の2階級でファイター達がしのぎを削った。
ファンの間でも非常に高い評価を受けた今シーズンの締めくくりは、フィリップ・ノヴァー×エフライン・エスクデロ、ヴィニー・マガリャエス×ライアン・ベイダーによるライト級とライトヘビー級決勝戦。そして、シーズン8出場ファイターが10試合中8試合に登場するワンマッチとなった。
メインイベントで行われたライト級決勝=ノヴァー×エスクデロでは、ノヴァーの打撃に対し、何度もテイクダウンに成功し、試合を支配したエスクデロが3-0の判定勝利。戦前は、フィリピン進出も視野に入れてか、「GSPのようだ」とノヴァーを絶賛していたダナ・ホワイトも、新しいメキシカン・スター誕生に笑顔を見せ、優勝トロフィーを手渡した。
また、ライトヘビー級決勝=ベイダー×マガリャエスの一戦は、ベイダーの右フックがマガリャエスのテンプルを直撃。マガリャエスにガードを取る間も与えず、パウンドを落としたベイダーが勝利を挙げたのている。