【Invicta FC】インヴィクタFCとJEWELS提携、浜崎朱加参戦へ
【写真】メイン出場のシェイナ・ベイスレーとサラ・マクマン。マクマンのテイクダウンとバック奪取能力は、Strikeforce出場のファイターに全く見劣りしない (C) INVICTA FC
7日(木・現地時間)、米国唯一の女子MMAイベント=Invicta FCが日本のJEWELSと提携することが発表された。
インヴィクタFCは、今年の4月28日にカンザス州カンザスシティ・メモリアルホールで、マルース・クーネン×ロミー・リュッセンをメインに旗揚げイベントを行い、リサ・エリス、ジェシカ・ペーニャ、リズ・カモーシェ、キャスリン・ヤングら女子MMA界の実力者が出場している。
ストライクフォースでコーディネイターを務め、女子ファイターの信頼も厚いシャノン・ナップが代表を務め、同じくストライクフォースで副社長だったマイク・アフロモウィッツも参画している同イベント。ジュエルスとの本格的な交流開始とともに、7月28日(土・同)にカンザスシティ・メモリアルホールで開かれる第2回大会にジュエルス・ライト級王者浜崎朱加の参戦も決定し、オーストリアのジャスミンカ・シーヴェとフライ級マッチを行うことが発表された。
ナップ女史は「ジュエルスとのパートナーシップを結ぶことに、とてもエキサイトしています。私たちは同じ志をもって生まれ、女子MMAをさらなる高み、メジャーなステージに押し上げようとしています。この関係により、ベストな女子ファイターの幾人かが、インヴィクタのケージから、日本のジュエルスのイベントに送り込むことになるでしょう」と語っている。
当大会では既にPro Eliteで赤野仁美を下すなど、MMAで5連勝中のアテネ五輪女子レスリング銀メダリストのサラ・マクマンと、ツイスターをMMAで極めた女子ファイターとして著名なシャイナ・ベイスレーが対戦するメインを始め、日本からも赤野、プレリミには石川菊代の出場も決まっている。
この他、ストライクフォースで注目を浴びたブラジルの女豹アマンダ・ヌネスや、米国女子MMAのパイオニア、HOOKnSHOOT時代からキャリアを重ねてきた“戦うペティ”ことケリー・コボルトらもラインナップに加わっており、日本の女子格ファンにもアピール度の高いイベントになりそうだ。なお、旗揚げ戦でマルース・クーネンの対戦相手としてオファーを受けていたが、体重が合わないことで固辞した中井りんの名は対戦カードで見られなかった。
■Invicta FC02主な対戦カード
<バンタム級/5分3R>
シャイナ・ベイスレー(米国)
サラ・マクマン(米国)
<バンタム級/5分3R>
赤野仁美(日本)
アレクシーズ・デイビス(カナダ)
<バンタム級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
キャスリン・ヤング(米国)
<フェザー級/5分3R>
ミラーナ・デュディンヴァ(米国)
アマンダ・ヌネス(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
ケリー・コボルト(米国)
ヴァネッサ・ポルト(ブラジル)
<ストロー級/5分3R>
ジャスミンカ・ケーヴィ(オーストリア)
浜崎朱加(日本)
<アトム級/5分3R>
アンジェリカ・チャベス(米国)
石川菊代(日本)