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【K-1】ザンビディスが、左フック→KOでシャヒットを返り討ち

<K-1 World Max 1回戦/3分3R>
マイク・ザンビディス(ギリシャ)
Def.3R by KO
シャヒット・エルハジ(オランダ)

2010年K-1World MAXのベストバウト、ザンビ×シャヒットの再戦が実現。試合開始直後、左右のローを蹴り込むシャヒット。ザンビはミドルを受けながら、じっくりと前に進みプレッシャーを与える。シャヒットは左ローから、左ハイへ。さらに右ローを重ねるとザンビは右フックを放つ。

シャヒットは左ハイを放つが、ここでザンビのギアが上がり、勢いのあるワンツー・フックを放っていく。ザンビのローが急所に入り、怒りを露わにするシャヒットは、左ハイをブロックの上から蹴り込む。対してザンビは左フックから右ハイを返す。両者の蹴りが交錯し、フックを打ち合うものの両者とも前回の対戦よりは、慎重な立ち上がりとなった。

2R、ザンビが前に出てボディフックを左右から打ち込む。ボディを連続で放つザンビは、左フックから、右ボディフックをヒットさせ、シャヒットをたじろかせる。1Rと比較すると手数が減ったシャヒット、ローでザンビのバランスを崩す。立ち上がったザンビは右をヒットし、さらにパンチの交換のあとで右フックを打ち込み、連打につなげる。ザンビ優勢のまま、2Rが終了した。

勝負が決する最終回、シャヒットは蹴りから右を連続で繰り出すが、踏み込みが甘い。前に出るのはザンビの方で、2R同様に左右のショートフックをボディに放ち、右フックを顔面にヒットさせる。シャヒットも右を返すが、ザンビは左ボディフックから左右のフックを打ち込み、ここでもシャヒットの動きを止める。

距離を取り直したシャヒットは、右アッパーを見せるが、下がりながらのパンチが多い。ザンビは左ボディからフック、右ストレートを顔面に打ち込む。シャヒットの下りながらのフックに、左フックを合わせたザンビがダウンを奪う。大の字になったシャヒットは、立ち上がる素振りを見せることもできずKO負けとなった。

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