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【K-1】新時代の象徴?リスティがドラゴを圧倒し準々決勝進出

<K-1 World Max 1回戦/3分3R>
アンディ・リスティ(オランダ)
Def.判定3-0
ガーゴ・ドラゴ(オランダ)

いきなり左ハイから、左ストレート、ヒザ、左ボディフック、さらにハイキックとコーナーにドラゴを詰めて、攻め続けるリスティ。左ジャブから左ヒザ、左フックと攻撃が止まらない。ドラゴはボディに連打を受け、フック、ヒザをもらい大きく息をつく。攻撃態勢を取れないドラゴに、リスティはサウスポーの構えから左ミドル、左ヒザを放っていく。ヒザをボディに受けて、すぐにコーナーに下がるドラゴは、ほとんど手が出せないまま初回を終えた。

2R、リスティはオーソに構え左ジャブ、スイッチして左ヒザをボディに蹴り込む。ドラゴは相変わらず手数が圧倒的に少なく、左フックを放ってもリスティにはスウェイでかわされ、逆に左ボディから右ストレートを受ける。右ストレートを返すドラゴだが、直後にボディへのヒザから顔面にフックとアッパー。一方的にリスティの攻撃を受けてしまう。

調子に乗って攻め続けるリスティだったが、左ボディアッパーを打ち込んだ直後にドラゴの左フックを受けバランスを崩す。しかし、ドラゴの攻撃は持続性がなく、ハイキックを空振りし左ボディ、左フックとアッパー、左ヒザを受けてロープ際に詰まる。ドラゴは、このラウンドも失った。

最終回、ドラゴの右ミドルをブロックしたリスティだが、左フックを受けて動きが止る。すぐに左アッパーを連打するが、打ち疲れからか、スピードが落ちたリスティ。サウスポーから左アッパー、ヒザを蹴り込むと、ドラゴもバランスを崩し尻もちをつく。ダメージが蓄積しているドラゴと、スタミナロスのリスティの戦いは、最後の30秒、コレといった攻防が見られないままタイムアップに。リスティがドラゴを3-0で下し、準々決勝進出を決めた。

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