【TUF15】多彩な蹴りで、クルイックシャンク判定勝ち
<ライト級/5分1R>
ダーロン・クルイックシャンク(米国)
Def.判定3-0:10-9,10-9,10-9
ドリュー・ドーバー(米国)
右を伸ばすドーバーに、サイドキックを入れるクルイックシャンク。ドーバーはシングルで組みつくが、クルイックシャンクは脇を差して、左エルボーを打ち込む。下がったドーバーに後ろ回し蹴りを叩きこんだクルイックシャンクは、テイクダウンから一気にマウントへ。
足を戻したドーバーがクローズドガードで固める。クルイックシャンクは右エルボーを落とし、足が開くと押し込んでパンチを落とす。立ち上がったドーバーに、エルボーから右ハイを入れたクルイックシャンクだが、ドーバーも打ち返していく。ダブルレッグを狙ったドーバーは、ケージにクルイックシャンクを押し込むが、判定側のケージまでドーバーは押し返したクルイックシャンクは、ダブルレッグからシングルへ移行してテイクダウンに成功。立ち上がるドーバーにエルボーからアッパーを入れる。
前蹴りから中段回し蹴り、さらに上段回し蹴りを入れたクルイックシャンクだが、ここでドーバーのヒザが急所を直撃し、インターバルが与えられる。再開後、右ミドルから、ステップを変えてサイドキックを入れたクルイックシャンクが、そのままダブルレッグでテイクダウンを奪う。
起き上がったドーバーが逆にテイクダウンを奪うと、ギロチンからすぐにクルイックシャンクが立ち上がり、ケージにドーバーを押し込んだところでタイムアップに。蹴り技を中心に攻勢だったクルイックシャンクが、3-0の判定勝ちでハウス行きを決めた。