【UFC142】小見川に闘志。ジョンソンは信じ難い体重超過
14日(土・現地時間)、2012年初のUFCイベント=UFC142「Aldo vs Mendes」がブラジルはリオデジャネイロのHSBCアリーナで開催される。大会前日となる13日(金・同)には同所で公開計量が行われ、全10試合20名のファイターが計量に臨んだ。
UFCでは初のメインイベント出場となる世界フェザー級王者ジョゼ・アルドは、母国のファンが送る大歓声の中、ステージに登壇するや素早くTシャツを脱ぎ捨てるも、膝丈まであるやや長めのサーフパンツは履いたまま、145ポンドで計量をパス。対する挑戦者チャド・メンデスも144ポンドでパスすると、スケールの上で笑みを浮かべ、充実した仕上がりをうかがわせた。
さらに、セミファイナルで行われる、ヴィトー・ベウフォート×アンソニー・ジョンソンの一戦では、計量違反の常連ジョンソンが、今大会からミドル級に階級を上げたにも関わらず、信じ難い12ポンド・オーバー。結果、ジョンソンは試合当日にも計量を行い、205ポンドというライトヘビー級契約で試合をすることに。ベウフォートと向かい合った時点で既に体重差は明白なものとなっていた。
また、昨年11月、ジェイソン・ヤングを相手に待望のUFC初勝利を挙げた小見川道大は、計量を146ポンドでパスすると、闘志を漲らせる表情でガッツポーズを作って会場内を見まわした。
■UFC142「Aldo vs Mendes」計量結果は下記の通り
<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョゼ・アルド:145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]チャド・メンデス:144ポンド(65.31キロ)
<ミドル級/5分3R>
ヴィトー・ベウフォート:186ポンド(84.36キロ)
アンソニー・ジョンソン:197ポンド(89.35キロ)
<ミドル級/5分3R>
ホウジマール・トキーニョ:186ポンド(84.36キロ)
マイク・マッセンジオ:184ポンド(83.46キロ)
<ウェルター級/5分3R>
エリック・シウバ:169ポンド(76.65キロ)
カルロ・プラター:170ポンド(77.11キロ)
<ライト級/5分3R>
エジソン・バルボーサ:154ポンド(69.85キロ)
テリー・エティム:155ポンド(70.3キロ)
<ライト級/5分3R>
チアゴ・タバレス:155ポンド(70.3キロ)
サム・スタウト:155ポンド(70.3キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ガブリエル・ナパォン:250ポンド(113.39キロ)
エドナウド・オリベイラ:229ポンド(103.87キロ)
<フェザー級/5分3R>
ユーリ・アルカンタラ:145ポンド(65.77キロ)
小見川道大:146ポンド(66.22キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ヒカルド・フンチ:170ポンド(77.11キロ)
マイク・パイル:171ポンド(77.56キロ)
<フェザー級/5分3R>
フィリッピ・アランテス:145ポンド(65.77キロ)
アントニオ・カルバーリョ:144ポンド(65.31キロ)