この星の格闘技を追いかける

【Award】MVP部門3位:ダン・ヘンダーソン

2012.01.10

少し間が空いてしまいましたが、引き続きMMAPLANET Awards 2011の発表を続けたいと思います。ここではMVP部門第3位の発表となります。

Henderson<MVP部門:第3位>
ダン・ヘンダーソン(米国/Strikeforce→UFC)

(C)GONGKAKUTOGI
2011年戦績3戦3勝0敗

3月5日 vs ハファエル・フェイジャォン
7月30日 vs エメリヤーエンコ・ヒョードル
11月19日 vs マウリシオ・ショーグン

「昨年8月で41歳の誕生日を迎えたダン・ヘン。3月にストライクフォース世界ライトヘビー級王座を獲得し、7月にはヘビー級で皇帝ヒョードルを撃破。11月にUFC復帰を果たすと、マウリシオ・ショーグンと、歴史に残る殴り合いを展開し、5R判定勝ちを収めた。

毎試合、毎試合、ピンチを迎え、そこを乗り切って勝利するタフさは精神と肉体、両方に共通する。ワキの空いた右のロングフックは、顔面もがら空きなるため、相手の攻撃も受けやすいが、自らのパンチがヒットしたときの破壊力は絶大なモノがある。


全てが融合の方向にあるMMAで、ダン・ヘンのスタイルは最先端ではなく、打撃と組み技がハッキリと分かれている。それでいて、軸となるレスリングの強さと、レスリングのスタンスがベースとなる打撃の強さで、今も勝ち続けることができる。

大物ファイターの年間試合数が、2試合になりつつあるなかで、3試合を戦った実績もプロとして素晴らしい。その肉体、心の強さは他に例えようがないほど。二代目鉄人を襲名しても全く違和感がないダン・ヘンダーソンだ」

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