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【IT’S SHOWTIME】イルンガが盤石のタイトル防衛

2011.11.13

Ilunga<It’s Showtime 95キロ級MAX世界選手権試合/3分5R>
ダンヨ・イルンガ(ドイツ)
Def.判定5-0
ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)

【写真】ホルヘを破り、タイトル防衛に成功したイルンガ。試合が進むにつれ、両者の差は徐々に明確なものとなった (C)Ben Pontier/EFN

コンゴ出身のチャンピオン、ダンヨ・イルンガ、二度目の防衛戦の相手は、ローレン・ハビエル・ホルヘ。今年6月のタイロン・スポーン戦では不覚をとったものの、イルンガを倒す力は十分にある。王座交代はあるのか!?

1R、ホルヘのローキックにイルンガは左フックをダブルで放ち、左右のローキック、左のロングフックを繰り出したが、ホルヘもローキックをコツコツと蹴り、左フック。さらに、イルンガのヒザ蹴りにフックを合わせた。

ワンツーからヒザ蹴りで反撃するイルンガ。ホルヘは左ハイキック、フックと負けていない。イルンガはジャブ、ヒザ、ローキックと細かい攻撃を当てていく。ホルヘは右フックのカウンターを狙い、イルンガは、かまわずフックからヒザ蹴り、ローキックと細かい攻撃。初回が大差なく終了した。


2R、相変わらずイルンガは、ワンツーからローキックと、軽快につなぎ、コンビネーションで攻める。ホルヘは右の強打を放つが、イルンガがこれをかわすとパンチをまとめる。

ヒザ蹴りからパンチ。左ボディからローキックと、ここまでの手数では圧倒的にイルンガだ。ヒザ蹴りにパンチを合わせるホルヘは、やや狙い過ぎか。ホルヘは右フックを放つも、イルンガのヒザ蹴りがローブローに。再開し、イルンガがコンパクトに攻撃をまとめる。ホルヘの右フックが側頭部にヒット。ややバランスが崩れるイルンガ。効いているのか、ホルヘの大砲に対して、イルンガは機関銃。ポイントではイルンガだが、ホルヘの一発には試合を終わらせるだけの力が込められている。

3R、イルンガが前へ出てフックを放つと、ホルヘもこれを迎え撃ち、フックを返す。左右のヒザ蹴りを見せるイルンガ。ここは冷静になったのか、イルンガが再び、蹴りからパンチ、パンチから蹴りへつなげるコンビネーションで崩しにかかる。

イルンガの攻撃が止まらないため、ホルヘは反撃することが難しいか。ところが、イルンガのヒザ蹴りの打ち終わりを狙い、ホルヘの右フックがヒット。さらにワンツーで追い込む。右ボディを見せるホルヘ。だが、イルンガの右フックが当たり、ホルヘの動きが止まると、一気に勝負をかけたイルンガ。それでもホルヘは倒れず、イルンガの猛攻が続き、ラウンドが終了した。

4R、前へ出るホルヘに対して、ヒザ蹴りを突き上げるイルンガ。するとホルヘは、左腕を押さえてうずくまってしまう。ダウンだ。立ち上がったホルヘはダメージを受けた腕でフックを放つが、これは当たらない。イルンガはヒザ蹴りを連発し、ホルヘの腕を狙う。イルンガは、ヒザ蹴りで入りながらのフック。完全にイルンガのペースとなった。

ホルヘの後ろ廻し蹴りが軽く入るも、イルンガは効いていないというジェスチャー。ヒザ蹴り、フック、ローキックとイルンガの攻撃は止まらない。ホルヘのフックが入るも、イルンガ、ホルヘがともに飛びヒザ蹴り。両者の意地が激突した。

5R、ホルヘが前へ出てきた瞬間に、ヒザ蹴りを合わせるイルンガ。劣勢のホルヘだが、なかなか攻撃を出せない。ペースを崩さないイルンガは、まるで精密機械のようにヒザ蹴り、フックを確実に決めていく。その度に、セコンドのレミー・ボンヤスキーの喜ぶ声が響いた。

ホルヘは防戦一方。イルンガは、ヒザ蹴り、パンチと怒涛の攻撃。ホルヘは一発のパンチにかけているようだが、すでに見切られているようだ。イルンガは左右のローキック、ヒザ蹴り。ホルヘは立っているのがやっとか。イルンガが、一方的に攻めて試合終了。判定は、もちろんイルンガ。イルンガが二度目のタイトル防衛に成功した。

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