【BFC52】コンバットサンボ王者は、立ちギロチンで勝利
<ヘビー級トーナメント準々決勝/5分3R>
ブラゴイ・イヴァノフ(ブルガリア)
Def.2R2分35秒byギロチンチョーク
ザック・ジャンセン(米国)
【写真】序盤から豪快な投げ技も披露したイヴァノフ。コンバットサンボ王者の片鱗を見せた?!(C) Keith Mills
前に出るジャンセンは、左ハイを見せる。右から左をヒットさせたイヴァノフは、組んできたジャンセンを払い腰で投げ、そのままマウントへ。左ヒザを立てたマウントは、すぐに足を戻されてしまうが、イヴァノフはハーフからパウンドを落し、前腕で喉を圧迫する。
ジャンセンはワキを差して、ブリッジから態勢を入れかえると、試合はスタンドに戻る。イヴァノフの右フックに、ジャンセンは左で応えるが、近距離での打ち合いはイヴァノフがリードする。ジャンセンはボディロックからテイクダウンを狙うも、イヴァノフがワキを差しけし、左フックを見せる。
鼻血を流すジャンセンに、イヴァノフの左右のフックが決まるが、ジャンセンも大振りのフックを返していく。殴られても、殴られても前進するジャンセンに、イヴァノフはヒザをヒットさせながらも、ステップバックを繰り返すようになる。殴っては下がるという動作を繰り返すようになったイヴァノフ、有効打を放ちつつも攻めあぐねた1R終盤だった。
2R、ジャンセンの左ハイに対し、イヴァノフは左フックをヒットさせる。組み付いたジャンセンだが、イヴァノフは大外刈りでテイクダウンを奪うと、サイドからアームロックを仕掛けていく。ケージを蹴り上げポジションを返そうとしたジェンセンから、マウントを奪ったイヴァノフは、そのまま右腕を捻り上げる。アームロックを解いたイヴァノフは、パウンドを連打する。
ジャンセンはブリッジから、態勢を入れ通うと試みたが、イヴァノフはがぶりからスタンドのギロチンへ。ジャンセンはシングルを仕掛けたが、そのまま落ち、イヴァノフが準決勝進出を決めた。