ウォルヘッド、デイリー、ウィナー、3人揃って判定勝ち
10日(土・現地時間)、英国バーミンガムのNIAアリーナでは、BAMMA7「Wallhead vs Trigg」が行われた。BAMMA世界ライト級選手権試合に出場予定だったレオ・サントスが、英国入りせず、急遽チャレンジャーがディエゴ・ヴィタウに変更され、エフライン・エスクデロも英国らしく労働ビザが間に合わず試合がキャンセルされるなど、同大会では混乱も見られた。
メインではミドル級戦でフランク・トリッグを迎え撃ったジム・ウォルヘッドが、初回にダウンを奪って攻勢に出るも、トリッグの粘りにあい2-1のスプリットで勝利。ポール・デイリーは体重を落とし切れず、キャッチウェイトでジョーダン・ラデフと対戦することになったが、序盤から打撃でブルガリア出身のレスラーを圧倒する。
しかし、信じられないようなタフネスぶりを見せたラデフに対し、完全に攻め疲れとなり3Rは失速。最後はガードでパンチを受けながら、何とか序盤の攻勢が生き、判定勝ちで逃げ切った。アンドレ・ウィナーも、ジェイソン・ボールを相手に慎重な攻めに終始、ややフラストレーションの溜まる判定勝ちに終わった。
その一方でBAMMA世界ライト級王者ロブ・サンクレアは、代役ヴィタウをしっかりと右アッパーでマットに沈め、2度目の防衛戦に成功している。