デヨング、クーネン会見欠場真相 & GG勢リリースを語る
3日(火・現地時間)、ズッファが、アリスター・オーフレイムに続き、マルース・クーネン、ユノラフ・エイネモ、ヴァレンタイン・オーフレイムをリリースしたことが話題になっている。
ゴールデン・グローリーの組み技コーチで、イベント責任者でもあるマルタイン・デヨングが、14歳の頃からスポーツ柔術を指導し、16年の付き合いとなるクーネンの記者会見欠席が今回の件とは無関係であることや、リリースに対しての心境を吐露した。
「ズッファがまずアリスターを、そしてマルース、ユノラフ、ヴァレンタインをリリースしたことがとても残念だ。
アリスターはMMAで11連勝中で、トーナメントではファブリシオ・ベルドゥムを破り準決勝進出を果たしていた。ユノラフはファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得して、ジョー・シルバも『UFCは彼のことが大好きだし、僕たちは彼が戦いに戻ってくることを望んでいる』と言っていたのにリリースされてしまった。
マルースはストライクフォース女子135ポンド級世界戦で2度勝利し、ミーシャにサブミットされるまでポイントで勝っていたはずだ。マルースはずっと、ファンが喜ぶ試合を心掛けていた。ミーシャがテイクダウンして、寝技でトップコントロールしているだけなのに対してね。僕が思うには、チャンピオンベルトを失った直後にリリースされるなんて、彼女が初めてじゃないのかな。
マルースの将来に関して、あまり今は話せる状態にないけど、第2の母国、日本で戦うことを望むだろう。いずれにせよ、ゴールデン・グローリーのファイターは、世界中の多くのプロモーションから興味を持たれている。ベラトールFCもその一つだよ。
それから、マルースが記者会見に出られなかったことで、僕らが駆け引きをしていたなんてことを言われているみたいだけど、ホント、クソッタレだよ。
記者会見に出られなかった理由は、こうさ。会見に向かうバスが10時にホテルを出るので、9時半ぐらいから1階に集合っていうスケジュールになっていた。僕や彼女のボーイフレンドのウーモア・トロンペットが集合場所へ着いたのは、9時35分だ。この時、マルースは会見で少しでも見栄えがするように、まだ化粧中だったんだ。
ドライバーが9時50分になって、もうホテルを出ないといけないと言うので、待っていてもらえるように残っていたスタッフに伝えて、ウーモアと僕はマルースを呼びに行ったんだよ。
僕らが9時55分に下りた時、もう誰もいなかった。ものすごく焦ったけど、ズッファの人間は『落ち着いて、何も心配することはない』って僕らに言ってくれたんだ。これが、マルースが会見に出られなかった真相だよ」
なお、当のマルース・クーネンは現在ボーイフレンドと米国内で休暇中で、公式見解は広報のシャノン・ナップを通して、近日中に発表するとしているそうだ。