【UFC135】長所と短所が顕著、ロメロ×テフナ決定
25日(月・現地時間)にUFCより、9月24日(土・同)にコロラド州デンバーのペプシ・センターで行われるUFC135「Jones vs Rampage」で、ライトヘビー級戦ジェイムス・テフナ×リカルド・ロメロが組まれることが発表された。
【写真】連敗は許されないロメロ。立ち技の打撃が、どれだけ成長しているか (C) MMAPLANET
UFCでは1勝1敗ながら、米国MMA界東の人材育成ナンバーワンイベント=リング・オブ・コンバットでヘビー級とライトヘビー級のベルトを巻いているロメロ。キャリア13戦で11勝、うち5試合がサブミッションで勝利というグラップラーで、ポジションを取ってからの打撃でTKO勝ちという勝利パターンも持っている。
ただし、前回のカイル・キングスベリー戦では、打撃戦での脆さを露呈しており、得意の展開に持ち込むまでに課題が残っているのも確かだ。
一方、オーストラリア在住のキウイ=テフナはキックの経験もあり、勢いのある打撃攻撃を持つ。と同時に腰が強く、レスリングにも長じているテフナだけに、ロメロにとって苦手な相手といえなくもないが、テフナにはテイクダウン以降に穴がある。
倒したあと、あるいは倒されたあとの柔術的な動きはぎこちなく、特にガードワークは弱点といえる。そのためにフェンスを掴む行為も見られるテフナは、何としても立ち技で勝負を決めたいところだ。
ロメロ、テフナともに長所&短所がハッキリしているだけに、勝者を占うには前回の試合からいかに穴を埋めてきたかが、重要な要素になるだろう。
■UFC135「Jones vs Rampage」主な対戦予定カード
<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョン・ジョーンズ(米国)
[挑戦者]ランペイジ・ジャクソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
マット・ヒューズ(米国)
ディエゴ・サンチェス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
トラビス・ブラウン(米国)
ロブ・ブロートン(英国)
<ライト級/5分3R>
ネイト・ディアズ(米国)
五味隆典(日本)
<ライト級/5分3R>
トニー・ファーガソン(米国)
アーロン・ライリー(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
マーク・ハント(ニュージーランド)
<バンタム級/5分3R>
ダマッシオ・ペイジ(米国)
山本KID徳郁(日本)
<フェザー級/5分3R>
ディエゴ・ヌネス(ブラジル)
マニー・ガンバーリャン(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
リカルド・ロメロ(米国)
ジェイムス・テフナ(ニュージーランド)