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【RIZIN53】3度ローブローを受けるも距離をつくり続けた中川。後ろ三角から攻めてウィルキンスに判定勝ち

【写真】ウィルキンスは試合後のインタビューでローブローの裁定に対し不満を述べていたが、この後ろ三角の入り具合は深かったと語る(C)RIZIN FF

<フェザー級/5分3R>
中川皓貴(日本)
Def.3-0:29-27.29-27.29-27.
ジェイク・ウィルキンス(日本)

サウスポーのウィルキンスがワンツーを伸ばす。中川は組んで足を刈りに行くが倒すには至らず。左右フックを振るうウィルキンスに対し、中川は左右に回って打ち返す。自分の距離を保ちながら、一気に踏み込んでワンツーを伸ばす中川。コーナー際でウィルキンスのフックをかわし、ボディロックでコーナーに押し込んだ。中川が頭をおっつけてヒザで削る。しかし展開がなくレフェリーがブレイクをかけた。

再開後、ウィルキンスがプレスをかけて左ハイを伸ばす。中川は左ジャブで距離を測る。ウィルキンスの左ミドルを外した中川だが、ローと右ジャブを受けて中に入れず。中川の右ハイをブロックしたウィルキンスは上下に蹴りを散らしていく。再び飛び込んで足を刈りにいく中川。ウィルキンスが右ジャブ、右カーフを当てる。終了間際、中川が右ストレートを入れた。

2R、やはりウィルキンスが距離を詰める。ここで強引ながら中川が組みつき、バックに回って背中に飛び乗った。その中川を背負って自コーナーに運ぶウィルキンス。中川はバックマウントを整える。コーナーに体を預けた中川は、ブレイクされると見たか自らマットに足を突き、右に回って離れた。打撃戦では中川がウィルキンスの左ローに右ストレートを合わせ、左フックまで返す。

左右ストレートで前に出る中川。頭を下げる中川に対し、ウィルキンスは右ヒザを突き上げる。ステップワークで距離をつくる中川の右オーバーハンドが、ウィルキンスの顔面をかすめた。パンチの交錯からウィルキンスが右ミドルを放つと、この蹴りが中川の下腹部を捕らえてしまったか。中川に休憩が与えられる。再開後、残り1分——中川の右ミドルにウィルキンスが左ストレートから右フックを合わせる。組んできた中川を首投げで返そうとしたウィルキンスだが、潰されてサイドを奪われてしまう。中川は残り10秒でマウントに移行し、パンチを落としてラウンドを終えた。

最終回、ウィルキンスが左ハイを見せる。中川が組もうとしたところに右テンカオを合わせるウィルキンス。ボディに入ったようにも見えるが、中川が苦悶の表情を浮かべてローブローをアピールする。ウィルキンスは「(当たったのは)ボディだ」と主張するが、レフェリーは「ボディではない」と返し、ウィルキンスに注意を与えて試合が再開される。再開直後、中川が右ストレートでダウンを奪う。スクランブルに持ち込むウィルキンスを後ろ三角で捕らえる中川。絞め上げながらウィルキンスの右腕を狙う。

キムラは極まらずも、トップをキープした中川は足のクラッチを解いてバックに回り、左腕を首に回してRNCへ。スクランブルから両者はスタンドに戻り、中川は再びテイクダウンを狙うも倒せない。ウィルキンスの右ローが蹴り上げるような形で中川の下腹部をかすめた。試合時間残り2分33秒、中川に休憩が与えられ、ウィルキンスにはイエローカードが提示されて試合は再開される。

中川が右ヒザを狙うと、ウィルキンスは左ストレートを伸ばす。さらに右テンカオを突き刺すウィルキンス。中川はシングルレッグをフェイントにウィルキンスを下がらせ、自身は距離を取る。しかしウィルキンスの左フックが中川を襲う。中川は左ミドルをキャッチされるも、左フックでウィルキンスがフラつかせる。ウィルキンスは中川にロープを背負わせて左ミドル、左ハイを放つも捕まえきれなかった。

裁定は3-0で中川の判定勝ち。試合後のマイクは行われず、バックステージで中川は「クソッ! しょうもない試合した!!」と悔しがっていた。


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