【DEEP Tokyo Imapct2025#04】プロデビュー戦の山崎、セネガル相撲ゲェイデをレスリングで封じ込める
【写真】1Rはコントロールされる場面もあったが、全日本クラスのレスラーとして持ち味を発揮した山崎(C)MMAPLANET
<ライト級/5分2R>
山崎弥十朗(日本)
Def.2-1:19-19(山崎).19-19(山崎).19-19(ゲェイデ)
アサン・ゲェイデ(セネガル)
サウスポーの山崎が右に回る。ゲェイデが強引に組みに行ったが山崎が離れた。距離を詰めた山崎に対し、ゲェイデが右ストレートから組みつき、ボディロックで振り回しながらバックを奪う。バックコントロールからリフトするゲェイデ。さらに山崎の左腕を抑えてテイクダウンし、立ち上がる山崎をグラウンドに引きずり戻しながらパンチを浴びせる。ケージ際まで下がった山崎を押し込み、ボディロックで組んだゲェイデがヒザで削っていく。山崎もゲェイデの左腕をキムラで抱えるが、すぐにゲェイデが相手のクラッチを切る。体勢を入れ替えた山崎のヒザがゲェイデの下腹部を捕らえてしまった。ゲェイデに休憩が与えられる。
山崎に注意が与えられて試合は再開。山崎が右に回り、互いのオーバーハンドが交錯する。ゲェイデがプレスをかけ続け、両手で山崎の前進を止める。右スピニングバックフィストをかわされたゲェイデが組みに行くも、山崎がバックを奪った。右腕を首に回した山崎を前に振り落とすゲェイデ。山崎はスタンドに戻る。左ハイを放ったゲェイデを捌いた山崎が、右腕を差し上げてケージに押し込む。さらにボディロックで組むも、ゲェイデが左オーバーフックから投げた。足を絡めていったゲェイデを潰した山崎が、パウンドを連打して初回を終えている。
2R、右に回る山崎に対し、ゲェイデがプレスをかける。パンチを振るった山崎がボディロックからグラウンドに持ち込み、ゲェイデの右腕を抱えた。ゲェイデは下から両足をかけていく。山崎は腕十字の体勢に入れず、パスしてサイドで押さえ込む。ゲェイデの右腕を両脚で押さえた山崎が、左腕に対してアメリカーナをセットアップ。ゲェイデもエビでディフェンスする。
パウンドを落としてノースサウスに移行した山崎は、そのまま右腕で絞めつけていく。ゲェイデも暴れて、完全に絞めるまでには至らない。サイドに戻った山崎は左ヒジをボディに落としていく。反転して立ち上がり、離れるゲェイデ。山崎も逃さずケージに押し込みパンチを浴びせて試合を終えた。
ジャッジはいずれも19-19に。マスト判定が割れたものの、山崎がプロデビュー戦で勝利を収めた。